金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

16

新聞購読のお申込み

ナガラ三重第2工場が竣工
トライ用大型プレス機を設備

ナガラ 第2工場 プレス機

1500t大型プレス機

 プレス金型メーカーのナガラ(名古屋市中川区、052・362・6066)は9月23日、三重工場の第2工場竣工式を開き、取引先や協力会社、金型業界関係者147人が詰め掛けた。同工場はトライ用の大型プレス機を設備し、高まる大型のプレス金型需要や金型の品質向上に対応する。3年後には第3工場の立ち上げを視野に入れており、EV化や自動運転、AIなど急激な変化を見せている自動車産業の様々な要望に応えられる体制を目指す。

早瀬実会長

早瀬実会長

 三重工場は敷地面積1万1570㎡。第2工場に設備したのはエイチアンドエフ社製1500tの大型プレス機。加圧能力は8000kNで、地下7mの基礎を作り、トライ専用として活用する。早瀬実社長は「10年前の第1工場の立ち上げ後はリーマンショックで厳しい状況に立たされたが、皆様のおかげでV字回復することができた。一昨年は本社北工場を増設し、大型マシニングセンタや大型レーザー加工機を導入するなど最新設備を整えることができた」と挨拶し、充実した設備に自信を見せる。3年後には大型機械加工工場である第3工場の立ち上げを予定している。

早瀬隆士社長

早瀬隆士社長

 同社について、来賓のトヨタ車体の石黒明二副社長は「自動車業界は今変化している。金型業界もIoTなどチャレンジすることが課題だが、同社は新しいことにチャレンジしてくれる会社だ」と評価すれば、大垣精工の上田勝弘社長も「金型業界はこれから超精密、超複雑、超大型などがキーワード。同社も小型から超大型へ成長してきた。それも早瀬イズムがあるから。若手社員にも十分伝わっており、今後の発展は間違いない」。

 また、同日に役員人事を発表し、早瀬実社長が代表権のある会長に、早瀬隆士専務が社長に、武原謙二氏が副社長に就任。社長に就任した早瀬隆士氏は「10年後を見越し、『夢こそ力』というプロジェクトを進める。社長としてプレッシャーを感じるが、日本一の金型屋を目指し、やってやろうという気持ちだ」と力強く語り、出席者から大きな拍手が送られた。

金型新聞 平成29年(2017年)11月10日号

関連記事

この人に聞く2015<br>天青会(金型工業会東部支部)<br>小泉 秀樹会長(ペッカー精工社長)

この人に聞く2015
天青会(金型工業会東部支部)
小泉 秀樹会長(ペッカー精工社長)

金型以外にも視野 原点から新たな発見  日本金型工業会東部支部天青会の会長に今年5月、就任した。「原点に立ち返って、色々な視点から根本を見直せるような活動をしていく」と今年度のテーマに「原点回帰」を掲げる。  天青会に入…

インターモールド タイランド2024 6月19~22日に開催

アジア最大級の金型展示会 アジア最大級の金型関連の専門展示会「インターモールド タイランド2024」(主催:Reed Tradex[RX])が6月19~22日の4日間、タイのバンコク国際貿易展示場で開催される。最新の金型…

三菱電機 半導体パッケージ仕様機による高精度梨地加工技術【金型テクノラボ】

生成AI、5Gの進展や、EV化による電子部品の増加により、半導体市場の継続成長が見込まれている。同時に半導体を熱・光・物理的衝撃などの外的要因から保護するための半導体封止に用いられる半導体封止金型の需要も増加傾向にある。…

メカトロテックジャパン2015総集編<br>工作機械で進む複合・集約化

メカトロテックジャパン2015総集編
工作機械で進む複合・集約化

超硬や高硬度材対応工具も  今年最大の工作機械見本市である「メカトロテックジャパン2015(以下、MECT展)」が10月21日から24日にかけて、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で開かれ、4日間で9万人超の来場者を集め…

アルム 多品種少量部品を完全自動切削加工【金型テクノラボ】

「TTMC‐タイプF」は、金属加工未経験者でも多品種少量の高精度加工ができる完全自動切削加工機だ。ワークの3Dデータを入力し素材を手でセットするだけで、製造AIが素材や工具の段取り、加工指令、工具交換など一連のプロセスを…

トピックス

関連サイト