高精度に金型を加工するために不可欠なツールの測定や管理は従来、熟練技能者によって行われてきた。しかし人手不足や生産性向上を背景に、製造現場の自動化ニーズは高まっておりロボットを活用したツールプリセッタや機上測定などが登場…
【クローズアップ】碌々産業
感性に響く機械デザイン
洗練された直線的なフォルム、フロントカバーに縁取られた鋭い眼のような「アーモンドアイスリット」、高剛性を視覚化した鋳物部―。碌々産業(東京都港区、03・3447・3421)の高精度加工機シリーズは、性能だけでなく、デザインにも徹底したこだわりをみせる。
今年に入り、同社は新しく「R‐デザイン」という独自のデザインコンセプトを策定した。英語で「響く」「共鳴する」という意味の「Resound」の頭文字をとって名付けた。「技術者の感性に響くようなデザインを目指すという思いを込めた」(海藤満社長)。
今後はこのコンセプトのもとで高精度加工機シリーズを開発していく。「Android」や「MEGA」、一昨年に発表した最上位機種の「ジェネシス」のほか、今春発売した最新機種「Vision」(写真)も同一のコンセプトでデザインを統一した。
ナノレベルの加工精度や面品位を可能にする機械性能に加え、デザインにもこだわるのは、「美しい加工機こそが美しい加工を生む」という海藤社長の信念から。「限りなく美しく精緻な加工品を生み出す技術者のために、これからも魅力的な微細加工機を届け、『微細加工機のリーディングカンパニー』というブランドイメージを確立したい」(海藤社長)。
会社概要
本 社:東京都港区高輪4‐23‐5、03・3447・3421
設 立:1903年6月
代表者:海藤満氏
従業員:160人
金型新聞 平成30年(2018年)4月16日号
関連記事
モールドプラスセンターは創業30年の金属表面処理「イエプコ処理」の受託メーカー。創業時は金型部品を扱っていたが、15年前にイエプコ処理設備を導入し、受託加工を開始した。 同処理はスイス・イエプコ社が確立した表面処理技…
技術者の教育には考えさせることが重要DXで一層必要になる 分かっているものに取り組んでいても技術者としての成長はありません。自らで調べ、試し、失敗を繰り返しながら挑戦していくことこそが技術者の根幹であり、何よりも重要なこ…
ファインブランキング技術研究会(中島将木会長・N—STEP)はこのほど、金型の寿命延長を研究するワーキンググループ(WG)を立ち上げる。金属3Dプリンタを活用し、長寿命化につながる肉盛補修技術や、異なる金属を接合するバイ…
芝浦機械(東京都千代田区、03・3509・0200)は、金型冷却装置を手掛けるファンクショナル・フルイッドの全株式を取得し子会社化した。金型冷却装置における実績や独自のノウハウを取り込むことでユーザーへの連続安定成形の提…




