自動車を中心に高精度かつ複雑形状な部品の開発、金型製造、量産まで手掛ける久野金属工業。EVなど次世代自動車の部品を生産する一方、ITを活用した改善活動など社内改革も積極的に行っている。その改革を推進してきたのが入社19年…
清水電設工業 CVD被膜から撤退
DLC受託加工を強化
清水電設工業(兵庫県尼崎市、06・6488・1501)は、3月末にCVD(化学蒸着法)コーティング事業から撤退すると発表した。一方で、4月からDLCコーティング炉を導入し、新たにDLCの受託加工を強化する。
化学的に被膜するCVDは、PVD(物理蒸着法)では難しい円筒形状などで拡大してきた。同社でも1982年にCVDの受託加工を開始し、順調に売り上げを伸ばしてきた。しかし、近年は「PVDの性能が上がり、移行が進んだ」(清水博之社長)ため、CVD事業の売上もかなり減少した。
さらに、コスト面でも不採算になることが多く、撤退のタイミングを見計らってきたという。今後について、清水社長は「CVDは35年もやってきただけに寂しさもあるが、CVDに負けないようなコーティングを世に出せるようさらなる努力をしていく」と語る。
既に、CVD撤退の一方、新たにDLCコーティングの受託加工事業の強化を決めた。京都第二工場に約1億円以上をかけて、DLCコーティング炉を導入。CVDと入れ替わるように4月から受注を開始する。清水社長は「DLCを新たな成長の柱にしていきたい」と話している。
金型新聞 平成30年(2018年)1月10日号
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