表面改質や試作、AMも 日刊工業新聞社は9月4日〜6日の3日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で、高精度や難加工に関連する最新の加工技術を集めた「高精度・難加工技術展2019」を開催する。「モノづくりマッチングフェア」…
大同DMソリューション 野田金型の事業譲受
大同DMソリューション(大阪府大東市、072・871・8601、以下DDMS)は、特殊継手「エルボ」などの加工技術を持つ野田金型(大阪府高石市、堀口展男社長)から事業を譲り受けた。エルボの加工や同社の持つ大型加工を取り込むことで、プレートや熱処理に加え、加工事業を強化につなげる。
成形品の形状・内部を計測
5月1日、DDMSは子会社DMStech(大阪府高石市)を設立し、野田金型の事業を譲受。新会社の社長にはDDMS前社長の津田孝良氏が就く。新会社では設備や従業員全員を受け入れ、従来からの取引を継続。事業譲渡に関する金額は明らかにしていない。
DDMSは2012年、大同アミスターと大同マテックス、石原鋼鉄の3社が合併しスタート。プレート事業、材料販売、表面処理事業、加工事業を手掛け、18年3月期の売上高は国内265億円、海外120億円まで拡大。最近は付加価値の高い2次元、3次元加工事業を強化、プレート販売を含む加工事業
の売上高を伸ばしていた。
しかし、設備や加工ノウハウの問題から、手掛けるサイズも中小型サイズが中心で、大型の拡大を課題としていた。一方、野田金型はエルボの加工技術を持つとともに、オークマの5面加工機など大型加工が強み。同社の事業を譲り受けることで、大型部品など加工の幅を広げる。さらに、ダイカストなどの大型入れ子や金型部品の加工を請け負うことで、材料販売や熱処理などの受注増にもつなげる狙いだ。
DDMSは近年、海外と加工事業の強化を掲げている。17年にはメキシコで愛知県の七宝金型工業と合弁企業を設立。13年にはスグロ鉄工とダイカスト部品の製造販売面での協業を行い、今年12月にはインドネシアで設立した金型部品会社が操業を開始する。そのほか数社の金型関連会社との協業、資本参加を進めている。
今回の事業譲受を主導した津田前社長は「今後も金型だけでなく、加工に関する『総合デパート』を目指すべく、M&Aも含めて事業を強化していく」としている。
金型新聞 平成30年(2018年)7月4日号
関連記事
トヨタ自動車の豊田章男社長(現会長)が「自動車業界が百年に一度の変革期にある」と指摘して早5年。ここにきて、自動車メーカーの変化が加速してきた。トヨタは、大型アルミ部品を一体成形する「ギガキャスト」に参入すると発表。全個…
モノの本質を学ぶ場 金型は最適な教育ツール 企業との接点が重要 〜次世代人材の教育〜 1963年生まれ、中国・黒竜江省出身。工学部・機械工学科教授、研究テーマ:プロセス・トライボロジー、型工学、冷間鍛造・板鍛造。92年…
マイクロ・ナノテクスチャリングを学ぶ 日本金属プレス工業協会(高木龍一会長)は2月18日、「プレス技術とマイクロ・ナノテクスチュアリング」をテーマに、金属プレス加工技術研究会をオンラインで開催する。 金型にマイクロディン…
低価格化を実現 チバ・テクノ(神奈川県横浜市、045-473-9933)は高速加工用ワイヤ電極線「EZシリーズ」を刷新し、「新EZシリーズ」として販売を開始した。製造プロセスを見直すなどして、品質を高める一方で価格低減も…


