三菱マテリアル加工事業カンパニー加工技術センター(さいたま市、http://carbide.mmc.co.jp)は、12月2・3日の2日間、中部テクニカルセンター(岐阜県安八郡神戸町横井1528‐1、0584・27・4…
成長への課題を討議
日本金型工業会 「金型アカデミー」

日本金型工業会が金型業界の次代を担う人材育成を目的に実施している「金型アカデミー」が、東京(3月20日、東京都文京区・金型年金会館)、名古屋(3月26日、名古屋市東区・日刊工業新聞社名古屋支社)で開催された。
4回目の今回は、同工業会学術顧問で日本工業大学大学院教授・横田悦二郎氏が「理科系の作文技術」と題して講演。事実と意見をきちんと書き分ける、書きたいことを一つ一つ50字程度の短い文にまとめる、できるだけ能動態の文章にする…など、レポート等の書き方の基本をわかりやすく解説した。
続いて、2つのテーマ①人材育成の強化②金型産業の魅力のPR強化—についてグループ討議を行い、その結果を発表した。
テーマ設定にあたって、「金型マスターへの課題」として事前に提出されたレポートを基に「人材育成の強化」「新技術開発の推進」「金型産業の魅力のPR強化」「海外人材の積極的活用」の4項目に集約。東京会場・名古屋会場ともその場の多数決で①人材育成②PR強化の2テーマが選定された。次代を担う人財が最も重要と考えているテーマだといえる。
なお、東京ビッグサイト青海展示棟で開催されるインターモールドでは、4月19日14時から日本金型工業会ブースにおいて「人材育成」と「PR力強化」をテーマにパネルディスカッションを開催する。
金型新聞2019年4月10日
関連記事
世に無い成形品にトライ 3次元設計を早くから取り入れ、携帯電話の爆発的な普及で実績を伸ばし、医療機器など精密分野に参入―。プラスチック金型メーカーの近畿精工は、常に取り巻く環境の変化に危機感を抱き、挑戦を糧として成長し…
ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は、高能率・高精度な肩削り加工ができる刃先交換式カッタ「ショルダーエクストリーム」に、インサート形状を小さくし(11形)、多刃設計による高速加工を実現した小径サイ…
この人に聞く2017 『金型命』で社員一丸 今年5月、三菱日立ツールが新ブランド「MOLDINO(モルディノ)」を発表した。英語で金型を意味する「MOLD&DIE」と、革新を意味する「INNOVATION」か…
自動化と人材育成—。自動車産業に関わらず、あらゆる製造現場において共通の課題となっている。人手不足は深刻化しており、課題解消に自動化、省力化は欠かせない。いかに若手に技能を伝承していくかも喫緊の課題となっている。一方で、…


