精密プレス金型やプレス加工を手掛ける寺方工作所(鳥取県北栄町、0858・36・4311)は、口から抜けるときにスッと滑るような口当たりのデザートスプーン(ステンレス製)を発売した。 底の曲面が緩やかで、楕円の半球状のスプ…
糸引き防ぎ、成形効率向上
フィーサ
シャットオフノズル40年ぶりフルモデルチェンジ

フィーサ(東京都大田区、03・3754・0661)はこのほど、射出成形時の「糸引き」や「タレ落ち」を防ぐ「プラゲートシャットオフノズル」を40年ぶりにフルモデルチェンジした。内部構造を見直し、製品強度や、メンテナンス性を向上させた。成形品の不良率低減やサイクルタイム短縮につなげられる。
「プラゲートシャットオフノズル」は、金型開閉時に樹脂が糸状に伸びる「糸引き」やノズルから樹脂が垂れる「タレ落ち」を防ぐ。あらゆる成形機に取り付けることができ、幅広いユーザーに採用されてきた。
40年ぶりにフルモデルチェンジした「NRSシリーズ」は、内部部品を一新。製品の強度を向上させたほか、シンプルな設計にすることでメンテナンスも容易にした。
糸引きやタレ落ちを防ぐことで、成形品の不良率が低減できるだけでなく、成形サイクルタイムの短縮にも繋げられる。営業担当の安藤陽介氏は「コールドスラッグの減少、冷却時間の短縮など、『NRS』は成形効率を改善し、生産性向上に寄与する」。
金型新聞2019年4月10日
関連記事
ユニオンツールはこのほど、「4枚刃CBNハイグレードロングネックラジアスエンドミルCBN‐LRF4000」の販売を開始した。2枚刃でもサイズを増設するなど、CBNのエンドミルシリーズを拡充している。 「LRF4000」は…
初心者でも使い易い汎用機 内面研削盤メーカーの入野機工(埼玉県川口市、046・874・7444)はこのほど、「汎用精密内面研削盤IIGシリーズ」を発売した。累積販売台数が3100台超の実績を誇る「YIGシリーズ」をリニュ…
高送りラジアスミル MOLDINO(東京都墨田区、03-6890-5101)はこのほど、アルファ高送りラジアスミル「TR4F形」のインサートサイズを拡大し、「TR4F5000形」を発売した。従来の12タイプから15タイプ…
生産現場を訪ねて三豊機工 鹿児島工場(南九州) 5台のAIV(Autonomous Intelligent Vehicle)が10棟の工場を跨いで縦横無尽に運行する金型工場。冷間圧造用金型を材料から製品まで一貫生産…