粗形材改革の〝要〟 孫の代まで続く金型産業 「金型は、常に進化させながら孫の代まで延々と続く重要産業」――トヨタ自動車ユニット生技領域長、常務理事高見達朗氏はこのほど、日本の金型産業について熱く語った。日本産機新聞の自動…
東芝機械ソリューションフェア
東芝機械
5月23〜25日 静岡の沼津本社・御殿場工場で
東芝機械は5月23日から25日まで、静岡県の沼津本社工場と御殿場工場で、「第17回東芝機械グループソリューションフェア」を開く。今年は「新たな未来への飛躍 ~先端技術が繋がる社会を目指して~」をコンセプトに、電気自動車(EV)を中心にした次世代自動車やスマートフォン、光学部品などで必要な最新の加工技術や、IoTを活用したものづくりなどを紹介する。

工作機械からダイカストマシン、ロボットなど、多岐に亘る同社の総合力を生かした最新技術を紹介するのが同フェアの特長。金型関連では超精密加工機「UVMシリーズ」で、標準機の2倍の剛性と、5倍のトルクを持つ主軸を開発し、同フェアで発表する。
工作機械からダイカストマシン、ロボットなど、多岐に亘る同社の総合力を生かした最新技術を紹介するのが同フェアの特長。金型関連では超精密加工機「UVMシリーズ」で、標準機の2倍の剛性と、5倍のトルクを持つ主軸を開発し、同フェアで発表する。
EVや光学向け加工技術
成形分野では、軽量化に貢献するダイカストマシンの新製品のほか、1台で2型を成形できるシステムなども紹介する。
大型の工作機械では、ダイカスト金型などで高速加工を可能にした横形マシニングセンタ(MC)や、低速の重切削から高速切削までできる門形MCも展示する。
予知保全や技能伝承をサポートするIoTの取り組みのほか、自社開発の人工知能(AI)画像認識技術によるプロセス監視など、次世代のものづくりを紹介。自動化や人手不足への対応として、参考出展ながら双腕ロボットを初出展するなど、ロボットを活用した自動化提案も行う。
金型しんぶん 2019年5月14日
関連記事
ボーラー・ウッデホルムは来年1月1日受注分から、代表的なプラスチック金型用鋼材「STAVAX」をはじめ、工具鋼全製品と切断加工費、配送運賃を値上げすると発表した。平均で8〜20%程度となる。 世界的なエネルギーコスト…
プレス用金型は5.9%減、プラ用金型は18.7%増 2022年8月の金型生産は、前年同月比1.4%増の262億2,400万円となった。前月比では13.8%減。数量は前年同月比12.9%増、前月比でも11.2%増の3万8,…
自動車のボデー部品や排気系部品など手掛けるフタバ産業は1470MPa超ハイテン材の冷間プレス部品の量産を確立、今年1月に発売した新型プリウスに採用された。先代プリウスはホットスタンプを用いた部品を採用していたが、冷間プレ…
内製能力向上でコスト削減 ダイカスト金型メーカーのサンユー技研工業(三重県津市、059・254・2200)は6月末、ブロー成形金型を手掛けるオーム技研工業(千葉県白井市、047・4914858)を買収した。買収額は非公開…


