低速・高トルクで安全 弾性ゴム砥石「ダイワラビン」を製造する大和化成工業(埼玉県草加市、048-936-8684)はこのほど、関連会社のt‐iarumasT&A(ティアルマスT&A、埼玉県草加市)から、…
ウェブ受付を開始
ミツトヨ
測定工具の校正、修理
ミツトヨ(川崎市高津区、044・813・8201)はこのほど、測定工具の校正や検査、修理引き取りサービスのウェブ受付を開始した。同社ホームページからアクセス可能。受付時の煩雑な手続きや手戻りを減らし、サービスの向上を図る。

ホームページ上に引き取りサービス専用ページを設置。申込フォームから国際規格に準拠した校正を行う「JCSS校正」、同社の手順で校正を行う「一般校正」、定められた基準と照合して合否判定を行う「検査」、そして「修理」の中から選択し、製品型番や発行書類の希望、不具合内容などを入力することで、依頼書を作成することができる。
販売店や代理店は、ユーザーが作成した依頼書と依頼品を引き取り、同社に依頼することで受付が完了する。依頼書はユーザーの代わりに販売店や代理店が作成することも可能。
今までこうした手続きは手書きの書類で行っていた。しかし、項目が複雑で記入漏れやミスのほか、「JCSS校正」や「修理」の対象品が分かりにくいなどの課題があった。申込フォームでは対象品のチェックができるほか、不必要な項目には入力できないようにするなど、「なるべく迷わず入力できるように工夫した」(テクノサービス事業本部駒井則彦氏)。
また、これら一連の手続きや依頼品のやり取りは代理店や販売店を経由するため、依頼書の不備や対象外だった場合、ユーザーへの確認や返送に多くの時間が掛かっていた。「間違いが減ることで、こうした課題も解決できる」(駒井氏)。
同社では現在、毎月800件ほどの依頼があるという。ウェブ化によって効率化を図り、サービスの向上を目指す。「今後は実際に運用しながら、より使いやすいシステムに改善していきたい」(駒井氏)。
金型しんぶん2019年5月14日
関連記事
高速通信規格「5G」の社会実装が本格化することで、金型にはどんな影響があるのか。また、どんな金型技術が求められるようになるのか。日本情報技術産業協会(JEITA)や先進企業などへの取材を通じ、今後の方向性を探る。 目次P…
「六角パンチやピンの研削加工では多少寸法のズレが発生するため、補正するのが常ですが、狙い通りに寸法がハマッた瞬間はヨシッとガッツポーズします」と笑顔を見せるのは堀江亜衣奈さん(22)。精密鍛造金型や部品を手掛ける阪村エン…
6稼4勤のシフト制勤務 「正規の労働時間を減らしたことで多能工化が進み、効率性が高まったことでコストの削減にもつながっている」と話すのはフジイ金型の藤井寛達社長。同社は月~金という従来の働き方をやめ、6稼4勤のシフト制を…
精密平面研削盤「PSG-SA1シリーズ」 現場の課題 一般砥石での研削加工で必須となるドレッシング工程は、研削サイクル中に入れることができないため、その都度オペレータが管理しなければならない。昨今の人手不足や技能者不足…