三井精機工業(埼玉県比企郡、049・297・5555)はこのほど、最大で直径1250×高さ850㎜の大型ワークが加工できる5軸制御立形マシニングセンタ「Vertex100」を開発した。1月23日から2日間にかけて、本社…
新会長に伊藤氏
天青会
日本金型工業会東部支部天青会は5月10日、上野精養軒(東京都台東区)で第7回定時総会を開いた。役員改選が行われ、新会長に伊藤敬生氏(日進精機社長)が就任した。任期は1年。
総会では2018年度事業報告や決算報告など全議案が承認された。昨年度は、「真・新価値創造」をテーマに企業視察が開かれたほか、19年3月には45周年記念式典が開催された。
前会長の宮城島俊之氏(エムアイモルデ社長)は「45周年を自分の代で迎えることができて大変光栄だった」と振り返った。
今年度は、「ThinkGlobal,MakeGlobally」をテーマに、VRコンテンツ制作会社の見学や海外視察などの活動を計画している。伊藤新会長は「ものごとを多面的に考えられる機会を設けたい」と意気込んだ。
金型しんぶん 2019年6月7日
関連記事
ワークとの干渉回避 三協オイルレス工業(東京都府中市、042-364-1471)はこのほど、既存のカムユニットに比べカムドライバの位置を大幅に下げたロングレックタイプのプレス金型用カムユニット「SACTFR」を発売した。…
金型づくりの世界では、自動化やAM、脱炭素向けなどの最新技術が数多く登場し続けている。その進化は止まることがなく、4年ぶりに開催されたJIMTOF2022でも多数の最新技術が披露され、注目を集めた。今年最後となる本特集で…
金属AMによる造形で重要な要素となるのが金属粉末。近年では、造形しやすいマルエージング鋼だけでなく、ステンレス鋼や、ダイカスト金型での応用が期待されるSKD61相当材など、多様な粉末材料が登場している。こうした粉末の進化…
ダイカスト金型メーカーの日本精機は金属3Dプリンタを活用した金型づくりに本格的に乗り出す。7月に金属3Dプリンタ2台を導入した。きっかけはSKD61相当材で造形が可能になり、金型への適用領域の可能性が広がってきたこと。ま…