金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

NOVEMBER

26

新聞購読のお申込み

金型組立を省力化
ユーロテクノ

エアクッション金型組立台

 ユーロテクノ(東京都杉並区、03・3391・1311)はこのほど、エアで金型を浮かして組み立てを簡単にする作業台「エアクッション金型組立台」を発売した。

 オーストリア・モイスブルガー社製。可動プレートにエアを送ることで、プレートの裏に空いた微細な穴からエアが吐出し、作業台から0・02〜0・05㎜ほど浮かすことができる。プレートに金型を載せることで、簡単に動かすことができる。

 今まで金型を組み立てるには作業台に油を塗って滑りやすくしたり、クレーンで持ち上げたりするなど、作業負担が大きかった。同製品に置き換えることで、省力化や組立時間の短縮が図れる。

 製品ラインアップは3サイズを揃える。3〜5tまでの金型に対応する。

金型しんぶん 2019年8月10日

関連記事

寺方工作所 独自の温間プレス生かし、デザートスプーン発売

精密プレス金型やプレス加工を手掛ける寺方工作所(鳥取県北栄町、0858・36・4311)は、口から抜けるときにスッと滑るような口当たりのデザートスプーン(ステンレス製)を発売した。 底の曲面が緩やかで、楕円の半球状のスプ…

【特集】型材・部品

日本の金型は超大型、超精密、超微細、超短納期といった言葉が当たり前の時代になり、よりハイエンドな金型が求められている。例えば、自動車のホットスタンプや半導体関連など超精密、複雑形状な金型で、長寿命化やメンテナンス性の良さ…

浜松工業技術支援センター SUS系粉末で金型造形

静岡県工業技術研究所浜松工業技術支援センター(浜松市浜名区)は、ステンレス系粉末を用いたプラスチック用金型の造形技術を開発した。これまで3Dプリンタでの造形が難しいとされていたSUS420J2系金型材料に相当する粉末で残…

工作機械の稼働状況を監視
双葉電子工業

IoTモニタリングシステム  双葉電子工業(千葉県茂原市、0475-24-1111)はこのほど、工作機械向けIoTモニタリングシステムを発売した。工作機械の稼働状況をクラウド上で管理し、モバイル機器から稼働実績を把握する…

油仕様のワイヤ放電
三菱電機

小〜中物の加工に対応  三菱電機はこのほど、油加工液仕様のワイヤ放電加工機「MX900」を発売した。XY軸の移動量が300×300㎜で、モータコア向け金型などの中物から電子部品などの小物まで幅広い加工領域を1台で対応する…

トピックス

関連サイト