特集 次世代車で変わる駆動部品の金型鋳造に独自の新工法 次世代自動車の技術は電動化に限らない。注目されるのがエンジンの進化だ。燃費性能を追求する新型エンジン「スカイアクティブ」。多くの自動車メーカーが電動化に力を入れる…
金型組立を省力化
ユーロテクノ
エアクッション金型組立台

ユーロテクノ(東京都杉並区、03・3391・1311)はこのほど、エアで金型を浮かして組み立てを簡単にする作業台「エアクッション金型組立台」を発売した。
オーストリア・モイスブルガー社製。可動プレートにエアを送ることで、プレートの裏に空いた微細な穴からエアが吐出し、作業台から0・02〜0・05㎜ほど浮かすことができる。プレートに金型を載せることで、簡単に動かすことができる。
今まで金型を組み立てるには作業台に油を塗って滑りやすくしたり、クレーンで持ち上げたりするなど、作業負担が大きかった。同製品に置き換えることで、省力化や組立時間の短縮が図れる。
製品ラインアップは3サイズを揃える。3〜5tまでの金型に対応する。
金型しんぶん 2019年8月10日
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