金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

DECEMBER

03

新聞購読のお申込み

金型組立を省力化
ユーロテクノ

エアクッション金型組立台

 ユーロテクノ(東京都杉並区、03・3391・1311)はこのほど、エアで金型を浮かして組み立てを簡単にする作業台「エアクッション金型組立台」を発売した。

 オーストリア・モイスブルガー社製。可動プレートにエアを送ることで、プレートの裏に空いた微細な穴からエアが吐出し、作業台から0・02〜0・05㎜ほど浮かすことができる。プレートに金型を載せることで、簡単に動かすことができる。

 今まで金型を組み立てるには作業台に油を塗って滑りやすくしたり、クレーンで持ち上げたりするなど、作業負担が大きかった。同製品に置き換えることで、省力化や組立時間の短縮が図れる。

 製品ラインアップは3サイズを揃える。3〜5tまでの金型に対応する。

金型しんぶん 2019年8月10日

関連記事

油仕様のワイヤ放電
三菱電機

小〜中物の加工に対応  三菱電機はこのほど、油加工液仕様のワイヤ放電加工機「MX900」を発売した。XY軸の移動量が300×300㎜で、モータコア向け金型などの中物から電子部品などの小物まで幅広い加工領域を1台で対応する…

ゼネテック 設備の稼働状況を遠隔監視

「工場診断パック」も  ゼネテック(東京都新宿区、03-3357-3044)はこのほど、工場設備の稼働モニタリングシステム「GCモニター」を発売した。新旧問わずどんなメーカーの機械設備でも簡単にIoT化が図れ、遠隔地から…

岡本工作機械製作所 全自動で研削加工

加工した後、機上で測定オプション2種発売  岡本工作機械製作所(群馬県安中市、027-385-5800)はこのほど、2種類のCNC研削盤用ソフトウェアを開発したと発表した。同社製研削盤にオプションとして搭載可能。全自動で…

【金型テクノラボ】倉敷機械 AI活用による金型・加工見積の自動化

金型・部品加工の見積作成における最大の課題は、相応の専門知識がないと見積作成が困難であるという点だ。そのため、熟練者の経験への依存度が高く、さらに加工業者間での金額差異の問題も発生している。これらの課題に対して、半自動化…

迫る金型の技術革新
岐阜大学 三田村一広特任教授に聞く

 「CASE」(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)に代表されるように、「百年に一度の変革期」と言われる自動車業界。金型にとってもその影響は大きく、舵取り次第では将来の成長を左右しかねない。特に、金型へのインパ…

トピックス

関連サイト