EV金型を高精度加工、自動化提案や技術向上に力 安田工業はこのほど、立形5軸マシニングセンタ(MC)の新機種「YBM Vi50」を発表した。立形5軸MCの中型機で、EV(電気自動車)部品の金型を高精度、高能率に加工できる…
新たな金型産業ビジョンを
日本金型工業会 小出悟会長
ウェブを最大限活用

令和2年の総会がウェブ会議システムになるとは想像もしていませんでしたが、コロナ禍(新型コロナウイルス感染拡大が招いた危機的、災厄的な状況)の総会であることを正会員並び賛助会員の皆様にはご理解を頂き、ご賛同頂きましたことを厚く御礼申し上げます。
また、平素より当工業会の運営と活動に多大なるご協力を賜り、御礼を申し上げます。本年度はコロナの影響がどこまで続き、従来の活動が出来ない状態をどこまで続けざるを得ないのか、不安に駆られる状況ですが、そうした中、ウェブ会議システムの実用化には少し光明が見えたように感じます。
本年は変化が始まり進む時代であったことは間違いのないことでありました。しかし、コロナ禍が加わり、変化が出来る出来ないではなく、半ば強制的に仕向けられながらも、これを前向きに受け入れることこそ、肝要なことだと強く感じております。
そこで本年度の一般社団法人日本金型工業会の活動方針として、活動の仕方の制限はあるものの次のことを注力したいと思います。
1.令和時代の新金型産業ビジョンの発布(コロナ禍の教訓を織り込む)
2. ウェブ会議システムの率先的利用による使いこなし
3. サイバー時代に対応した技術等情報管理認証機関に当工業会がなる意義の再確認と努力(会員企業の他国・他社との差別化支援)
4.ウェブ・ネットを有効利用した新しいスタイルの会合・人材育成事業による会員増強への取組(特に遠方の企業向け)
コロナ禍の影響とは言え、新鮮な目線の提供と画期的な取組への気付きを得たことに感謝し、前述の内容を丁寧に取り組んで参りたいと思います。相対による全国事業や、支部事業(地域事業)は従来通りの活動とはいえない状況になりますので、それを補いながらさらに上回る活動に育てていかなければと思います。
ともかくポジティブに全会員企業の皆様と意思疎通を図りながら、お役に立つようしっかりと活動して参りますので、これまで以上の皆様方のご協力とご指導、ご鞭撻を頂戴致したくお願い申し上げます。
金型新聞 2020年7月1日
関連記事
デジタル技術を活用してビジネスモデルや業務プロセスを変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)。金型でもその重要性は誰もが認めるところ。しかし、金型づくりでは、人が介在する部分が多かったり、デジタル化を進めづらかっ…
ダイカスト金型などでパウダーベッド式の金属3Dプリンタによる金型づくりが広がり始めてきた。背景の一つには、金型に適した材料の進化がある。中でも、これまで金型で広く使われてきたSKD61に相当する材料が登場し始めたことが大…
ユーザー視点の型づくり樹脂とプレス技術の融合 成形メーカーだった、いがり産業が金型製作に着手したのは2004年。10年以上経て、今や金型の外販が売上の7割以上を占めるまでに成長した。成形メーカーという利点と生かし、ユーザ…
切削工具メーカーのMOLDINO(東京都墨田区、03-6890-5101)は金型加工に特化した工具の開発に取り組んでいる。昨年4月にはこれまでブランド名だった「MOLDINO」を社名に改め、これまで以上に金型加工の課題を…


