考え方や能力異なる 人材活躍するワンチーム 時代の変化にしなやかに ~ダイバーシティ~ 1976年生まれ、北海道札幌市出身。99年工学院大学工学部機械工学科を卒業し、オーニックに入社。2013年、社長に就任。経営理念で…
【ひと】ベントム工業社長・本田大介さん システム会社を立ち上げた金型経営者
システム会社立ち上げた金型経営者

クラシック音楽事務所の営業から父親が創業した鋳造・ダイカスト金型メーカーに転職。会社を受け継いだ後、工程管理を手掛けるシステム開発会社を設立した。異色の金型経営者だ。
入社した当初は、機械の使い方はもちろん、金型のこともよく知らなかった。加工や設計、検査など一通り現場を経験したが、「経験豊かな職人に追いつくのは難しいと感じた」。自分の強みは何か。必死に考え、行き着いたのが営業だった。
“良い物を作れば、お客さんが選んでくれる”そんな考えに反対した。自ら仕掛けていかなければ、仕事は増えない。展示会への出展など積極的に新規開拓に動いた。数年後、取引先は数倍に増えた。
取引先が増え、今度は工程管理に苦労した。管理を効率化するため、あらゆるシステムを検討したが、どれも高価で、使わない機能が多く、操作も複雑。もっと使いやすくて、導入しやすいものはないか。
そこで生まれたのがシステムエンジニアと共同開発した「cycleon(サイクロン)」。2016年には、自分たちと同様の課題を持つ会社を支援するために、システム開発会社「シンクビジョン」を立ち上げた。
「競争のステージが変わっている。これまで以上に考え、新しい価値を提供しないと金型メーカーは生き残れない」。次の展開もすでに頭の中にある。
金型新聞 2020年8月10日
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