冨士ダイス(東京都大田区、03-3759 -7181)はこのほど、4日1日付けで久保井恒之副社長が社長に就任する人事を発表した。西嶋守男社長は代表権のある会長に就任する。 久保井氏は、1958年生まれ、東京都出身。81年…
ワールド工業 フェイスシールドを宝塚市内の病院などに寄贈
病院や鹿屋市に寄贈
プラスチックやダイカストの金型を手掛けるワールド工業(兵庫県宝塚市、0797・76・6473)はこのほど、本社のある宝塚市の宝塚第一病院などにフェイスシールドやアイシールドを寄贈した。
新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、金型などものづくりの技術を感染防止に役立てようと、新たに金型を作り、成形し、製作した。
本体とシールドを組み立てる構造で、シールドが息や熱気で曇らないようにコーティングしたり、眼鏡をつけたままでも装着したりできるようにした。
宝塚第一病院(フェイスシールドとアイシールドそれぞれ550セット)に加え、鹿児島工場のある鹿屋市(それぞれ200セット)、上田天従社長の出身地・宮崎県延岡市(それぞれ220セット)にも贈った。
上田社長は「これまでに培った金型や成形の技術を社会のために生かせて嬉しい」。今後も新型コロナ感染拡大による需要に応じて、追加で製作することも検討する。
金型新聞 2020年9月10日
関連記事
金型メンテの連携事例 レーザー溶接・金型補修機器メーカーのテラスレーザー(静岡市駿河区、054-270-7798)は4月6日、洗浄機メーカーのソマックス(大阪市東成区)と、切削研磨用工具の卸販売を行うクレステック(東京都…
車の電動化はチャンス 「先代から金型があれば、どこでも生産できる。だからこそ、金型技術が最も重要な要素になる」と話す近藤章夫専務。同社は二輪・四輪向けプレス金型及びプレス加工で、主にエンジンやミッションなど内燃機関の部品…
豊実精工が開発した完全クロムフリーの「ERIN被膜」が注目を集めている。防錆・耐摩耗セラミックコーティングで、空隙のない緻密な薄膜(2μm±1μm)だ。 被膜硬度はHv1000~1200で、耐摩耗性はDLCの2倍、硬質ク…
プレス用金型の設計・製作を中心に事業を展開するヤマト技研。近年は金型のメンテナンスや部品加工なども手掛け、事業領域を拡大する。新規分野のニーズに対応するため、プレス成型解析や、同時5軸マシニングセンタ(MC)、5面門型M…