低価格で、欲しい工具探しやすく小規模工場の需要に応える 独自ブランド「さくさく」の切削工具などを販売するウェブサイト「さくさく」がオープンした。低価格帯の汎用的な工具を豊富に取り揃え、通販初心者にも欲しい工具を探しやす…
ワールド工業 フェイスシールドを宝塚市内の病院などに寄贈
病院や鹿屋市に寄贈
上田社長 
フェイスシールドとアイシールド


プラスチックやダイカストの金型を手掛けるワールド工業(兵庫県宝塚市、0797・76・6473)はこのほど、本社のある宝塚市の宝塚第一病院などにフェイスシールドやアイシールドを寄贈した。
新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、金型などものづくりの技術を感染防止に役立てようと、新たに金型を作り、成形し、製作した。
本体とシールドを組み立てる構造で、シールドが息や熱気で曇らないようにコーティングしたり、眼鏡をつけたままでも装着したりできるようにした。
宝塚第一病院(フェイスシールドとアイシールドそれぞれ550セット)に加え、鹿児島工場のある鹿屋市(それぞれ200セット)、上田天従社長の出身地・宮崎県延岡市(それぞれ220セット)にも贈った。
上田社長は「これまでに培った金型や成形の技術を社会のために生かせて嬉しい」。今後も新型コロナ感染拡大による需要に応じて、追加で製作することも検討する。
金型新聞 2020年9月10日
関連記事
シェアリングで新たなモノづくりを プレス金型やプラスチック金型などを手掛けるサンワ金型は同じく安城市内に新工場を建設し、11月に稼働する予定だ。同社はプレスやプラスチック金型で培った高硬度材加工や3次元形状加工を強みに、…
高熱伝導グラファイト複合素材の開発や製造を手掛けるサーモグラフィティクスは、金型向けのサービスを強化している。高熱伝導グラファイト(1700W /m・k)を金型の中に独自の複合化技術で埋め込み熱伝導率を高めることで高速昇…
デザインから量産まで新素材、自社製品の開発に力 デザインから試作、金型、量産まで、ものづくりの一連工程を一貫して請け負うことができるペッカー精工。金型にこだわらず事業領域を広げてきたことによって、他社にはない“総合力”…
自社ECサイトで販売中 自動車シートなどウレタン発泡用金型やアルミ鋳造を手掛ける東亜成型(大阪市西淀川区、06・6474・5688)は自社製品であるグリルプレート『グリルQ』に続き、『マッスルジョッキ』が大阪市のふるさと…