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ワールド工業 フェイスシールドを宝塚市内の病院などに寄贈
病院や鹿屋市に寄贈
プラスチックやダイカストの金型を手掛けるワールド工業(兵庫県宝塚市、0797・76・6473)はこのほど、本社のある宝塚市の宝塚第一病院などにフェイスシールドやアイシールドを寄贈した。
新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、金型などものづくりの技術を感染防止に役立てようと、新たに金型を作り、成形し、製作した。
本体とシールドを組み立てる構造で、シールドが息や熱気で曇らないようにコーティングしたり、眼鏡をつけたままでも装着したりできるようにした。
宝塚第一病院(フェイスシールドとアイシールドそれぞれ550セット)に加え、鹿児島工場のある鹿屋市(それぞれ200セット)、上田天従社長の出身地・宮崎県延岡市(それぞれ220セット)にも贈った。
上田社長は「これまでに培った金型や成形の技術を社会のために生かせて嬉しい」。今後も新型コロナ感染拡大による需要に応じて、追加で製作することも検討する。
金型新聞 2020年9月10日
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