金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

09

新聞購読のお申込み

ミスミグループ本社 ガス抜き部品を強化

樹脂の高機能化に対応

無料モニターキャンペーンも

丸型ボラベント

 ミスミグループ本社(東京都文京区、03-5805-7050)がガス抜き部品の品揃えを強化している。3年ほど前から取り組み始め、「フィルター付きピン」や「スリット入れ子」などを拡充。今夏には「丸型ポラベント(多孔体金属)」を発売した。樹脂素材の高機能化などによって増加するガス抜き需要に対応する。

 同社のガス抜き部品は、ピンポイントでガス抜き効果を発揮するピンの端面に微細な穴が空いた「フィルター付きピン」や、小~中面積で効果的な微細スリット構造の「スリット入れ子」、中~大面積に適した「ハーモニカ入れ子」など幅広くラインアップされている。金型メーカーは、面積や加工性、ガス抜き効果などの用途に合わせて最適な部品を選択することができる。

 今年7月に発売した「丸型ポラベント」は、20μmの微細な穴が空いた多孔体金属。ステンレス材を焼結した多孔体のため、どの方向からでもガス抜きができる。従来は角型だけだったが、直径4~20㎜の丸型を加え、幅広い用途に対応する。

 近年、樹脂の機能強化のために炭素繊維やガラス繊維などの添加剤が含まれる材料が増え、成形時にガスが発生しやすくなったことで、ガス抜き需要が増加している。同社は今後、ガス抜き部品のラインアップ強化に加え、メンテナンス用品の開発にも注力し、需要に対応していく。

 現在、対象のガス抜き部品を4週間無料で試すことができる無料モニターキャンペーンを実施している。同社は「まずは試して、ガス抜きの効果を実感してもらいたい」としている。

金型新聞 2020年9月10日

関連記事

亜鉛めっきハイテン材と樹脂の型内直接接合【金型テクノラボ】

自動車部品などにおいて、亜鉛めっき高張力鋼板(ハイテン材)と樹脂を直接接合する技術がひとつの大きな課題となっている。本稿では、亜鉛めっきハイテン材を熱水に浸漬するだけで、めっき層表層に微細なナノ構造を創製し、インサート成…

アルム NCプログラム作成完全自動化へ

金型製作における時間とコストのボトルネックの一つがNCプログラム作成。今なおノウハウを持つ技能者が手間をかけて作成することが殆どだ。だがアルムが開発したソフトウェア「ARUMCODE1(アルムコードワン)」は人工知能(A…

セイロジャパン NCBrain AICAMによる自動軌跡作成[金型テクノラボ]

熟練作業者の高齢化に伴い、製造現場での人手不足が進む中、金型のCAM工程でも作業効率の向上や技能伝承の効率化が課題となっている。こうした課題を解決するのが、「NCBrain AICAM(エヌシーブレイン エーアイキャム)…

オーエスジー 高性能油穴付き超硬ドリル

幅広い被削材で安定加工 オーエスジーはこのほど、高性能油穴付き超硬ドリル「ADOX」を発売し、好評を得ている。 独創的なオイルホール形状「MEGA COOLER」によりクーラント吐出量を最大化。「R Gash」との相乗効…

ヴェロソフトウェア WORKNCの新版

異形工具に対応  ヘキサゴングループ(スウェーデン)のヴェロソフトウェア(東京都港区、03-5777-2945)はこのほど、CAMシステム「WORKNC」の最新版を発売した。異形工具のツールパス計算サポートや仕上げ加工パ…

トピックス

関連サイト