金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

01

新聞購読のお申込み

UMモールドフェア開催
植田機械

工作機械や機器 金型づくり変革する自動化・高精度

インテックス大阪

 金型設備総合商社の植田機械(大阪府東大阪市、06-6743-0110)は来年1月28・29日、インテックス大阪5号館(大阪市住之江区)で工作機械総合展示会「UMモールドフェア」を開催する。工作機械や測定機器、ソフトウェアなど42社が出展し、金型づくりの自動化・高精度化の技術やJIMTOF2020に出品予定だった最新機を披露する。

来年1月28・29日、インテックス大阪で
JIMTOF向け開発新機種も

ソディックの形彫り放電加工機ロボット仕様

 UMモールドフェアは西日本の金型メーカーに、金型加工に関連する最新技術を発信するため2年に一度、国内最大の工作機械見本市「JIMTOF」が開かれた翌年に開催している。

 10回目となる今回のテーマは「織りなす技術、変わるものづくり」。工作機械(18社)や測定機(4社)、ソフトウェア(5社)、ツーリング・治工具(7社)、環境機器(1社)など42社が出展する。

 見どころは、出展各社がテーマを掲げて提案する金型づくりの「自動化」や「高精度化」、「生産効率改善」などの技術。形彫り放電加工機とロボットによる電極・ワーク交換と加工の自動化や、高剛性や微細バブル発生装置で高精度加工する研削盤、測定データを無線でタブレットなどに送信する技術を紹介する。

 中にはJIMTOFに出品予定だった最新機も。工作機械や機器メーカーはJIMTOFを照準に新製品開発してきたが、コロナの影響でリアル展は中止。そうした最新機もお披露目する。

 開催に向けて植田修平社長は、「金型を取り巻く環境は変化している。しかし最新の設備を生かしオンリーワンの技術や強みを生み出すことができれば道は開けるはず。オンリーワンのヒントが見つかる展示会にしたい」。

 コロナ感染対策を徹底

 UMモールドフェアは、新型コロナの感染防止の対策を徹底して開催する。▽マスクを着用▽入場時は検温、手を消毒▽「大阪コロナ追跡システム」や「COCOA」を登録▽体温37・5度以上、2週間以内に海外渡航経験、コロナ陽性者との接触がある人は入場不可などを出展者や来場者に呼び掛ける。3密を避けるため講演会も開かない。

金型新聞 2020年12月10日

関連記事

48時間超の高精度加工
三菱電機

超高精度油ワイヤ放電加工機MXシリーズ 三菱電機公式製品紹介は、こちらから 現場の課題 小形の精密電子部品やモータコアなどの中形自動車用駆動部品をはじめとした高精度金型では、長時間の安定したワイヤ放電加工が求められており…

展示会サイトを開設<br>三菱重工工作機械

展示会サイトを開設
三菱重工工作機械

 三菱重工工作機械は、小型から大型まで様々な金型加工をサポートする同社の加工機や技術をオンラインで提案する「INTERMOLD2020 ONLINE」サイト(クリックで移動)を7月1日から同社ホームページ上に開設した。 …

インターモールド2022 4月20~23日にインテックス大阪で開催

最新の金型加工技術 第33回金型加工技術展「インターモールド2022」(主催:日本金型工業会)が4月20~23日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で開催される。 インターモールドは国内最大の金型加工技術の総合展示会。一…

植田機械 UMモールドフェア開催 1月26~27日にインテックス大阪で

アフターJIMTOF 金型設備総合商社の植田機械(大阪府東大阪市、06-6743-0110)は2023年1月26~27日、インテックス大阪(大阪市住之江区)で「第10回UMモールドフェア」を開催する。工作機械や測定器、ソ…

インターモールド2022総集編 -自動化-

機能集約で工程削減 人手不足や技術者不足が懸念される製造現場では自動化/省人化、効率化を図ることが課題となっており、工作機械メーカーや治具メーカーなど多くのメーカーが工程集約やロボット活用などの新技術を開発している。 高…

関連サイト