精度・操作性が進化 金型メーカーに5軸加工機がかなり浸透してきた。制御技術や干渉チェック機能の向上、精度アップなど工作機械が進歩し、安心して使える機能が充実してきたからだ。だが何より、CAD/CAMの進化が大きい。多く…
【金型生産実績】2021年3月 0.1%増の417億4,200万円
プレス型は3.5%増、プラ型は6.9%増
2021年3月の金型生産は、前年同月比0.1%増の417億4,200万円となった。前月比では62.4%増と大きく伸長した。数量は前年同月比0.6%増、前月比では12.3%の大幅増の4万7,152組、重量は前年同月比35.1%の大幅増、前月比でも224.7%増の2万1,224トンと大きく伸びた。
プレス用金型は、数量が前年同月比3.7%増加、金額は同3.5%の198億500万円となった。重量ベースでは同59.2%増の144億9,400万円と大きな伸びを示し、プレス用金型の大型化を窺わせる。
プラスチック用金型は数量が前年同月比3.5%増、金額では同6.9%増(前月比46.7%増)の137億900万円と大幅増。鋳造用金型も同70.0%増の10億300万円、前月比では2.5倍を超える大幅な増加となった。
一方、鍛造用金型は前月比では12.1%増加しているが、前年同月比では28.6%減の19億200万円と16カ月連続の2桁減。ゴム用金型は同18.1%減の6億5,900万円。ダイカスト用金型も同16.5%減の39億1,800万円と11カ月連続で前年を下回っているが、前月比では23.8%増と2月に続きプラスに転じた。粉末冶金用金型は同22.0%減(前月比では8.4%増)の5億4,600万円。ガラス用金型は同28.1%減の2億円となった。
金型新聞 2021年6月10日
関連記事
前 年同月比 4.4%増の342億600万円 プレス型は9.1%減、プラ型は18.3%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2016年12月の金型生産実績をまとめた。それ…
プレス用金型は5.3%増、プラ用金型は21.2%増 2022年12月の金型生産は、前年同月比6.6%増の334億2,900万円、前月比でも14.0%の増加となった。数量は前年同月比7.6%減、前月比でも8.8%減の4万4…
分割支払いや契約書面化 金型取引の適正化に向けた動きが本格化してきた。昨年12月に経済産業省がまとめた報告書で、発注時点での分割支払いについて言及したほか、契約内容の書面化徹底を促すなど金型取引の改善に向け、原則を示し…
プレス型は45.1%減、プラ型は5.5%減 2021年10月の金型生産は、前年同月比16.6%増の302億9,100万円となった。前月比では3.3%減。数量は前年同月比10.5%減で、前月比でも5.5%減の3万7,233…