コロナウイルスによる影響が広がる中で、金型メーカーはどう考え、どのような対策をとっているのか。新規開拓、他分野に進出、資金確保、働き方の見直しなど様々な手を打ち始めている。受注、生産面でそれぞれの対策と、今回のコロナ禍…
金型2月生産実績 前年同月比4.8%増の268億2,000万円
プレス型は19.5%増、プラ型は7.7%減
2022年2月の金型生産は、前年同月比4.8%増の268億2,000万円となった。前月比では0.4%の微減。数量は前年同月比1.9%減だが、前月比では15.3%増と大きく増え4万32組、重量は前年同月比23.9%増、前月比では15.2%減の1万1,757トンとなった。
プレス用金型の金額は116億5,300万円で前年同月比19.5%増と前月に続き大きく伸びた。前月比では2.6%の減少となった。数量も前年同月比で7.0%増、重量ベースでは同52.4%増と大きく昨年を上回った。大型金型が増えたと想像できる。
プラスチック用金型は、金額が85億9,900万円で、前年同月比で7.7%減、前月比では4.1%減となった。数量は前年同月比11.1%減(前月比では9.5%の減少)、重量は同19.4%減(前月比では23.4%の減)と前月に続き苦戦した。
鋳造用金型は前年同月比26.2%増の4億9,200万円と大幅に増加。粉末冶金用金型も同23.4%増の5億4800万円と前月に続き大きく増えた。ゴム用金型も同5.9%増の6億1,200万円となった。一方、ダイカスト用金型は同2.1%減の30億9,900万円、鍛造用金型も、同5.8%減の16億800万円と前月をわずかに上回ったものの前年同月比では減少。ガラス用金型も同8.7%減の2億1,100万円と減少した。
金型新聞 2022年5月10日
関連記事
前年同月比 4.2%増の326億5,700万円 プレス型は13.6%増、プラ型は3.0%減 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による2015年12月の金型生産実績をまとめた。それに…
プレス用金型は4.3%減、プラ用金型は13.0%減 2023年11月の金型生産は、前年同月比5.6%減の276億円。前月は9カ月ぶりに前年を上回ったものの、11月は再び前年を下回った。前月比では0.6%の減少でほぼ横ばい…
プレス用金型は1.6%増、プラ用金型は5.6%減 2024年6月の金型生産は、前年同月比4.1%減の249億550万円となった。前月比では2.1%増だった。数量は前年同月比20.0%の大幅減、前月比では2.8%減の3万2…
前年同月比4.9%増の287億8、600万円 プレス型は9・8%増、プラ型は1・5%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年6月の金型生産実績をまとめた。それによると…