金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JUNE

15

新聞購読のお申込み

【金型生産実績】前年同月比 0.4%増の313億2,300万円

プレス型は0.2%増、プラ型は9.6%減

詳細は表をクリック
詳細はグラフをクリック
詳細はグラフをクリック

2021年9月の金型生産は、前年同月比0.4%増の313億2,300万円となった。前月比では20.9%増と大きく増えた。数量は前年同月比12.5%減で、前月比では15.9%増の3万9,402組、重量は前年同月比1.5%増、前月比では27.7%増の1万2,596トンとなった。

プレス用金型の金額は前年同月比0.2%増とほぼ横ばいだが、前月比では32.0%増の135億3,100万円大幅に増加。数量は前年同月比で21.8%増と大きく増え、重量ベースでは同3.6%減となった。

プラスチック用金型は、金額では前年同月比9.6%減、前月比では11.4%増の103億5,400万円だった。数量は前年同月比11.1%減(前月比では11.4%の増加)、重量は同2.8%減(前月比では16.1%の増加)と減少した。

特に注目すべきは鍛造用金型。前年同月比で37.3%増の17億4,100万円と4カ月連続で前年を大きく上回った。前月比でも8.1%の増加だった。鋳造用金型は、前年同月比0.7%の増となり6億1,000万円。前月比では45.6%増と大きく増えた。ゴム用金型は前年同月比11.8%増の6億2,300万円。ダイカスト用金型は前年同月比18.8%増の36億8,700万円。粉末冶金用金型は前年同月比14.0%増の5億7,900万円、ガラス用金型は同2.0%減の1億9,800万円となった。金型生産は回復基調にあるとみられるものの、大きな変化はなく安定している状況。

金型新聞 2021年12月10日

関連記事

4月の金型生産実績

4月の金型生産実績

前年同月比5.4%増の283億1,300万円 プレス型は6・0%減、プラ型は2・6%増 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成27年4月の金型生産実績をまとめた。それによると…

2022年1-6月の金型生産額 前年同期比4.5%増 プレス、プラ型が回復

経済産業省が発表した機械統計によると、2022年上期(1–6月)の金型生産額は前年同期比4.5%増の1760億5500万円だった。 8型種のうちプレス型やプラスチック型などの3型種で回復したが、鍛造型やダイカスト型など5…

金型が足りない?

金型が足りない?

電機など国内回帰 需要増、生産能力オーバー  2015年の工業統計(品目編)によると、金型出荷額は前年比で3・5%伸び、リーマンショック後と比べても15%増加するなど回復を示している。だが、20年間でみるとピークだった9…

2024年12月金型生産実績 前年同月比 6.1%増の290億円

プレス用金型は23.6%減、プラ用金型は6.4%増 2024年12月の金型生産は、前年同月比6.1%減の290億5,462万円となった。前月比では10.0%増加した。数量は前年同月比15.7%の減、前月比では17.0%の…

金型も緊急事態<br> 新型コロナ

金型も緊急事態
新型コロナ

受注相次ぎキャンセル部品調達しにくく  新型コロナウイルスの感染拡大が金型業界にも大きな影響を及ぼしている。金型新聞社が全国の金型メーカーを対象に実施したアンケート調査では、半数以上の企業が「受注が延期もしくはキャンセル…

トピックス

関連サイト