プレス型は19.5%増、プラ型は7.7%減 2022年2月の金型生産は、前年同月比4.8%増の268億2,000万円となった。前月比では0.4%の微減。数量は前年同月比1.9%減だが、前月比では15.3%増と大きく増え4…
【金型生産実績】前年同月比 0.4%増の313億2,300万円
プレス型は0.2%増、プラ型は9.6%減
2021年9月の金型生産は、前年同月比0.4%増の313億2,300万円となった。前月比では20.9%増と大きく増えた。数量は前年同月比12.5%減で、前月比では15.9%増の3万9,402組、重量は前年同月比1.5%増、前月比では27.7%増の1万2,596トンとなった。
プレス用金型の金額は前年同月比0.2%増とほぼ横ばいだが、前月比では32.0%増の135億3,100万円大幅に増加。数量は前年同月比で21.8%増と大きく増え、重量ベースでは同3.6%減となった。
プラスチック用金型は、金額では前年同月比9.6%減、前月比では11.4%増の103億5,400万円だった。数量は前年同月比11.1%減(前月比では11.4%の増加)、重量は同2.8%減(前月比では16.1%の増加)と減少した。
特に注目すべきは鍛造用金型。前年同月比で37.3%増の17億4,100万円と4カ月連続で前年を大きく上回った。前月比でも8.1%の増加だった。鋳造用金型は、前年同月比0.7%の増となり6億1,000万円。前月比では45.6%増と大きく増えた。ゴム用金型は前年同月比11.8%増の6億2,300万円。ダイカスト用金型は前年同月比18.8%増の36億8,700万円。粉末冶金用金型は前年同月比14.0%増の5億7,900万円、ガラス用金型は同2.0%減の1億9,800万円となった。金型生産は回復基調にあるとみられるものの、大きな変化はなく安定している状況。
金型新聞 2021年12月10日
関連記事
プレス用金型は5.9%減、プラ用金型は18.7%増 2022年8月の金型生産は、前年同月比1.4%増の262億2,400万円となった。前月比では13.8%減。数量は前年同月比12.9%増、前月比でも11.2%増の3万8,…
プレス用金型は4.3%減、プラ用金型は13.0%減 2023年11月の金型生産は、前年同月比5.6%減の276億円。前月は9カ月ぶりに前年を上回ったものの、11月は再び前年を下回った。前月比では0.6%の減少でほぼ横ばい…
若手に金型づくりの基礎 NC操作、発想力育む 金型メーカーで汎用機を社員教育に活用する動きが広がっている。黒田精工では汎用機を設備した研修施設を新設。昭和精工やチバダイスでも汎用機をベースとした人材育成に力を入れている…