金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

27

新聞購読のお申込み

11月金型生産実績 前年同月比 6.0%増の293億3,400万円

プレス用金型は6.2%増、プラ用金型は11.9%増

詳細は表をクリック
詳細はグラフをクリック
詳細はグラフをクリック

2022年11月の金型生産は、前年同月比6.0%増の293億3,400万円、前月比でも7.3%の増加となった。数量は前年同月比11.9%増、前月比でも5.2%増の4万4,313組、重量は前年同月比1.2%増、前月比では4.8%減の1万854トンとなった。

プレス用金型の金額は109億4,400万円で前年同月比6.2%の増。前月比でも2.5%の増加となった。数量は前年同月比で0.7%の微増、前月比では11.5%の減少。重量ベースでは前年同月比4.5%減、前月比で14.4%の大幅減少。

プラスチック用金型は、金額が106億4,800万円で前年同月比11.9%の大幅増となった。前月比でも12.4%の大幅増。数量は前年同月比0.8%増(前月比では8.2%の増加)、重量は同13.8%の大幅増(前月比では1.7%増)となった。

ダイカスト用金型は前年同月比4.4%増の34億6,500万円、ガラス用金型も6.7%増の2億2,300万円と増加。

一方、鍛造用金型は同4.2%減の17億1,700万円と減少。粉末冶金用金型は同33.9%減の3億3,800万円、鋳造用金型も同12.8%減の3億6,200万円、ゴム用金型も同11.3%減の6億3,800万円と、前年を大きく下回った。

鈍化した半導体製造装置生産も再び動き出すと思われ、加えて、EV関連の投資本格化が期待される。

金型新聞 2023年2月10日

関連記事

2018年2月の金型生産実績

2018年2月の金型生産実績

前年同月比 15.6%減の304億9,500万円 プレス型が33.0%減、鍛造型は7.6%増   日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員30人以上)による2018年2月の金型生産実績をまとめた。そ…

2023年11月金型生産実績 前年同月比5.6%減の276億円

プレス用金型は4.3%減、プラ用金型は13.0%減 2023年11月の金型生産は、前年同月比5.6%減の276億円。前月は9カ月ぶりに前年を上回ったものの、11月は再び前年を下回った。前月比では0.6%の減少でほぼ横ばい…

工業統計から読む 日本の金型の競争力

 かつて世界一の生産額を誇り、“金型大国”と呼ばれていた日本の金型産業。ピーク時には、年間で2兆円近い金型を日本で生産していた。しかし2000年以降、自動車や電機といったセットメーカーの相次ぐ海外移転による国内需要の減少…

【金型生産実績】前年同月比 16.6%減の302億9,100万円

プレス型は45.1%減、プラ型は5.5%減 2021年10月の金型生産は、前年同月比16.6%増の302億9,100万円となった。前月比では3.3%減。数量は前年同月比10.5%減で、前月比でも5.5%減の3万7,233…

重要度増す測定機器

重要度増す測定機器

職人技から計測へ 金型メーカーが測定機器の設備を充実させている。製品形状の高度化が一段と高まり、複雑・多様・緻密化され、加えて新商品導入の短縮と海外生産の比重が高くなるユーザーニーズに応えることが発端になっている。リーマ…

関連サイト