金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

19

新聞購読のお申込み

七宝金型工業 自社製精密ジャッキ発売

0.01㎜精度で高さ調整

ダイカスト金型を手掛ける七宝金型工業(愛知県津島市、0567・24・8787)は4月、自社製品の第2弾となる精密ジャッキ「EASYG(イージグ)」を発売。六角レンチ1本の簡単操作で0・01㎜精度の高さ調整ができ、クレーンを使用せず、大型ワークの水平出しなど段取り時間の短縮を実現する。

従来、大型ワークの水平出し(加工前の段取り)はテーブル上にセット後、クレーンでワークを吊るしながら、シム板等で何度も微調整するのが一般的で、ベテラン作業者でも水平出し作業に30分以上かかることが多く、段取り時間の削減が課題だった。同製品は六角レンチで回転させると上面が膨らむ構造で高さ調整が可能。そのため、シム等の代わりに0・01㎜(調整幅設計値0・1㎜)単位で楽に微調整ができ、クレーンも使用せず作業工数を大幅に削減。通常30分かかっていた調整時間も1分で行うことができ、作業工数も1/30に低減することができる。

EASYG(イージグ)

研究開発課の野場純一課長は「大型ワークの水平出しはクレーンの占有時間が長く、機械の停止時間も伸びる傾向だったが、調整作業を簡素化することで段取り時間を大幅に削減し、クレーンも使用せず現場の安全性を高めることができる」と語り、金型の大型ワークほか、部品加工、装置産業など現場の段取りに課題を持つ企業へ提案を図る。

同社では生産現場の『あったらいいな』を形にするエスラボ事業部を立ち上げ、現場改善向けの製品や技術開発を行っている。松岡寛高社長は「開発した製品は金型事業で培ったAM技術など独自技術を活用した。今後も現場改善につながる製品を開発したい」と意気込みを語る。同製品は4月17日からインテックス大阪で開催されるインターモールドで展示し、来場者に向けてモニタリングも募集する。

金型新聞 2024年4月10日

関連記事

ゼネテック 設備の稼働状況を遠隔監視

「工場診断パック」も  ゼネテック(東京都新宿区、03-3357-3044)はこのほど、工場設備の稼働モニタリングシステム「GCモニター」を発売した。新旧問わずどんなメーカーの機械設備でも簡単にIoT化が図れ、遠隔地から…

〜特集〜 金型づくりをスマート化する

生産現場を訪ねて三豊機工 鹿児島工場(南九州)  5台のAIV(Autonomous  Intelligent  Vehicle)が10棟の工場を跨いで縦横無尽に運行する金型工場。冷間圧造用金型を材料から製品まで一貫生産…

MOLDINO インサートサイズ拡充

高送りラジアスミル MOLDINO(東京都墨田区、03-6890-5101)はこのほど、アルファ高送りラジアスミル「TR4F形」のインサートサイズを拡大し、「TR4F5000形」を発売した。従来の12タイプから15タイプ…

テラスレーザー 金型補修用ワイヤのウェブショップ開設

 金型補修用レーザー溶接機などを手掛けるテラスレーザー(静岡市駿河区、054-270-7798)はこのほど、金型補修用レーザー溶接で使うマイクロワイヤのオンラインショップを開設した。同社オリジナル商品など約1000アイテ…

シミュレーションソフト【Breakthrough!】

金型のユーザーニーズとして普遍的なものが短納期化。昨今は開発期間の短縮など金型生産に費やす時間が短くなっているほか、コスト削減のため工数削減(手戻り削減)が大きな課題となっている。そこで重要なのがCAEの有効活用だ。近年…

トピックス

関連サイト