金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

NOVEMBER

30

新聞購読のお申込み

七宝金型工業 自社製精密ジャッキ発売

0.01㎜精度で高さ調整

ダイカスト金型を手掛ける七宝金型工業(愛知県津島市、0567・24・8787)は4月、自社製品の第2弾となる精密ジャッキ「EASYG(イージグ)」を発売。六角レンチ1本の簡単操作で0・01㎜精度の高さ調整ができ、クレーンを使用せず、大型ワークの水平出しなど段取り時間の短縮を実現する。

従来、大型ワークの水平出し(加工前の段取り)はテーブル上にセット後、クレーンでワークを吊るしながら、シム板等で何度も微調整するのが一般的で、ベテラン作業者でも水平出し作業に30分以上かかることが多く、段取り時間の削減が課題だった。同製品は六角レンチで回転させると上面が膨らむ構造で高さ調整が可能。そのため、シム等の代わりに0・01㎜(調整幅設計値0・1㎜)単位で楽に微調整ができ、クレーンも使用せず作業工数を大幅に削減。通常30分かかっていた調整時間も1分で行うことができ、作業工数も1/30に低減することができる。

EASYG(イージグ)

研究開発課の野場純一課長は「大型ワークの水平出しはクレーンの占有時間が長く、機械の停止時間も伸びる傾向だったが、調整作業を簡素化することで段取り時間を大幅に削減し、クレーンも使用せず現場の安全性を高めることができる」と語り、金型の大型ワークほか、部品加工、装置産業など現場の段取りに課題を持つ企業へ提案を図る。

同社では生産現場の『あったらいいな』を形にするエスラボ事業部を立ち上げ、現場改善向けの製品や技術開発を行っている。松岡寛高社長は「開発した製品は金型事業で培ったAM技術など独自技術を活用した。今後も現場改善につながる製品を開発したい」と意気込みを語る。同製品は4月17日からインテックス大阪で開催されるインターモールドで展示し、来場者に向けてモニタリングも募集する。

金型新聞 2024年4月10日

関連記事

シー・アイ・エム総合研究所 Dr.工程とAIカメラを連携

作業実績の入力が不要に シー・アイ・エム総合研究所(東京都目黒区、03・5745・1181)はこのほど、作業実績などを自動で収集し、生産管理システムへ連携できるソリューション提案を開始。同社の工程管理システム「Dr.工程…

DMG森精機 あらゆる年代の工作機械の修理復旧に対応

DMG森精機は修理復旧技能研修センタを開設。最新機から生産が終了したあらゆる年代の工作機械の修理復旧に対応するため、技能を持つ人材の育成を強化し、修理時間の短縮を図ることで顧客の稼働率や生産性の向上に努める。 工作機械は…

大和化成工業 ゴム砥石専用エアツール

低速・高トルクで安全  弾性ゴム砥石「ダイワラビン」を製造する大和化成工業(埼玉県草加市、048-936-8684)はこのほど、関連会社のt‐iarumasT&A(ティアルマスT&A、埼玉県草加市)から、…

C&Gシステムズ CAM-TOOL新版の販売開始

AIで切削条件を決定支援 C&Gシステムズは4月、AI技術でマシニングセンタの切削条件の決定を支援する機能を持つ、CAD/CAM「CAM-TOOL」の新版「V20・1」の販売を開始する。熟練ノウハウが必要な工具や…

KMC 測定表自動作成ソフトを発売

測定管理をデジタル化 KMC(川崎市高津区、044・322・0400)はこのほど、金型や部品などの測定データのデジタル化と自動測定表作成が可能なソフトウエア「測定電子カルテ」を発売した。測定器メーカー問わず対応。月額3万…

トピックス

関連サイト