WEB上で保全履歴やパーツ見積依頼 ジェイテクトは工作機械のアフターサービス強化として、サイトからWEB登録すると、所有機一覧や修理点検履歴、パーツ購入履歴など閲覧できるWEBサービスを始める。さらに、有料のM2Mサービ…
【特集:技能レス5大テーマ】5.工具管理・測定
属人をシステム化へ
ツール測定機や工具管理システムなどを展開するZOLLER Japanの焼きばめ装置搭載ツール測定機「redomatic」は、工具を取り付ける焼きばめ工程から工具測定までを自動かつ高精度で行い、安全で効率的な工具段取りを提案。シャンク径はφ3~φ32までの焼きばめホルダーに対応し、工具突出し長さは公差10μm以内を実現。工具径と振れ精度も高精度に測定することで特別な技能を必要とせず、測定データを工作機械に転送し、工具段取りの自動化にも貢献する。

大昭和精機は在庫管理・寿命管理システムを搭載した工具収納棚「ツールセラージェネシス」やツールプリセッタを製造情報管理ソフト「ファクトリーマネージャ—」と連携させ、機械稼働率の向上や段取り時間の短縮、工具購入費の削減、加工ノウハウの蓄積、そして自動化・省力化など、工場全体のDX化を促進。
エヌティーツールは、昨今の自動化ニーズを受け非接触式ツールプリセッタAegis‐iシリーズ「Raptor型」の全自動プリセットシステムを開発。ツールホルダの刃具交換から、測定、洗浄までの工程をノンストップで自動化し、工具交換の一連業務を省人化することが可能。プログラムによる自動測定で作業時間を低減することで、現場の生産性を高め、工具交換にかかるコスト低減を図る。ハードウェアとソフトウェア共に完全自社開発しており、ユーザーの様々なカスタマイズの要望に対応できるのも同社の大きな強みだ。
金型新聞 2024年7月10日
関連記事
業界初φ550㎜の広い視野 JOHNAN(京都府宇治市)の子会社であるコムスキャンテクノ(横浜市港北区、045・349・0030)は業界初となる従来の約1・7倍の広範囲な撮影視野を実現した『パノラマスキャン』撮影方式(特…
5Gで機械を遠隔制御 NTTドコモと共同開発 キタムラ機械(富山県高岡市、北村彰浩社長、0766-63-1100)はこのほど、NTTドコモと共同で、第5世代通信(5G)を活用し、遠隔で自動運転ができる工作機械を共同で開発…
金型の製造コストが上昇している。金型の母材として多く使われる工具鋼や、各種金型部品などが相次いで値上げされたためだ。加えて、工場稼働に必要な電気料金も依然、上昇傾向にある。金型メーカー各社は、取引先への価格の引き上げ交渉…
特注モールドベース・金型部品 白銅(東京都千代田区、03-6212-2811)はこのほど、特注モールドベース・金型部品の専用サイトをリニューアルオープンした。同社が取り扱うモールドベース、金型部品の情報を掲載している。 …


