金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JANUARY

16

新聞購読のお申込み

ミスミとパンチ資本提携

相互供給や海外開拓で協業

ミスミグループ本社(ミスミG)とパンチ工業は10月7日、資本業務提携したと発表した。ミスミGがパンチ工業の第三者割当を引き受けるなど相互に株式を持ち合う。両社の強みを生かし、国内で商品を相互供給するほか、海外の市場開拓も共同で行う。

ミスミGは12億6900万円を投じ、パンチ工業の第三者割当を引き受ける。これにより、パンチ工業の株式300万株取得し、10%超を所有する第2位の株主になる。一方、パンチ工業も同額程度のミスミGの株式を市場から買い付ける。

ミスミGは近年、オンラインによる部品調達「メビー」などデジタル技術を強化するほか、金型にとどまらずFA部品でも世界中にマーケットを広げている。2024年3月期決算では海外売上高が1965億円と海外比率が5割を超えている。

その一方、パンチ工業の24年3月期の売上高は383億円。精密加工技術を武器に、金型部品以外でも3D計測サービスや、航空宇宙関連など事業の多角化を進めている。

こうした、ミスミGのデジタル技術や海外ネットワーク、パンチ工業の精密加工技術などの強みを補完しあうことで、金型部品だけにとどまらず、金属加工分野全般で、さらなる成長ができると判断した。

今後について、両社とも「具体的な施策はこれから詰める」としているが、まずは国内で相互に商品供給をすることでシナジーを図る。将来的には、成長が期待できる海外市場で、互いのネットワークを活用するなどして、市場開拓も共同で行う。

金型新聞 2024年11月10日

関連記事

小林工業 帯なし窒化ケイ素ボール成形金型を開発

真球を成形、後工程の工数削減 粉末冶金金型メーカーの小林工業(秋田県由利本荘市、0184・22・5320)はこのほど、「帯なし窒化ケイ素ボール成形金型」を開発した。従来の粉末冶金金型を使用し、球体を成形する場合は上下パン…

寿原テクノス ガス抜きや冷却技術開発【特集:ダイカスト最前線】

エンジンやステアリング部品など鋳造800~1250tクラス(最大2500tまで)を得意とするダイカスト金型メーカーの寿原テクノスはダイカストの課題を解決する新たな金型技術を次々に発表し、ダイカスト製品の高品質化やサイクル…

I‐PEX 金型棟新設

福岡2工場の設計・製造を集約  電子部品や自動車部品を手掛けるI‐PEX(京都市伏見区、075-611-7155)は、技術部門の中核拠点I‐PEXキャンパス(福岡県小郡市)に金型棟を新設する。福岡県の2工場の金型開発と製…

狭山金型らがミニ四駆大会を開催

金型メーカーら32チーム 400人が参加 狭山金型製作所(埼玉県入間市、04・2934・7683)は2月9日、商品開発などを手掛けるMACHICOCO(大阪府東大阪市、06・6720・8735)らが運営するモノづくり集団…

匠の技を自動化し、技能を伝承【特集:自動車メーカーの金型づくり】

自動化と人材育成—。自動車産業に関わらず、あらゆる製造現場において共通の課題となっている。人手不足は深刻化しており、課題解消に自動化、省力化は欠かせない。いかに若手に技能を伝承していくかも喫緊の課題となっている。一方で、…

トピックス

関連サイト