難加工素材・形状の技術開発で新分野開拓 冷間鍛造部品メーカーの三ツ知(愛知県春日井市、下元守社長)は6月1日、冷間鍛造用金型メーカーの和田山精機(兵庫県朝来市)と業務提携を締結した。三ツ知の冷間鍛造技術と和田山精機が持つ…
冨士ダイス ものづくり賞、最優秀賞を受賞
ガラス用金型材と超精密加工技術
超硬合金製金型メーカーの冨士ダイス(東京都大田区、03・3759・7181)が、精密工学会主催の「2024年度(第8回)精密工学会ものづくり賞」で最高の「最優秀賞」を受賞した。熱膨張係数の大きいガラス成形に適した硬質材料を開発し、超精密加工技術を確立したことが評価された。
同賞は精密工学分野で社会的価値の高い製品や技術を開発した企業に贈られる。2017年に創設され、今回で8回目を迎える。同社が同賞を受賞するのは初めて。

受賞したのは「ガラス成形用高熱膨張新硬質材料の開発および超精密加工技術の確立」。熱による寸法変化量をガラスと同程度の従来比2倍に引き上げた新硬質材料「フジロイTR05/TR30」に対し、表面粗さ(Ra)10nm以下、形状精度(PV値)0・4μmの高精度加工を実現した。
焼結ダイヤモンド(PCD)工具の機上ツルーイング技術を確立したことで、新硬質材料への超精密加工を可能にした。近年需要が増加する自動運転用センサや監視カメラ、医療分野向けガラス精密加工製品などへの適用を見込んでいる。
開発を担当した先端加工開発部の林佑樹氏は「まさか受賞できるとは思ってなかったので、非常にうれしい」と喜びを語った。同じく開発を担当した清水智行氏は「加工精度をさらに上げ、微細化を進める。また、新しい用途も探していきたい」とさらなる意欲を示した。
金型新聞 2024年12月10日
関連記事
6月29日付 (敬称略、カッコ内旧職) ▽常務(取締役)金型事業部長兼長野工場長石井克則▽取締役技術本部長米川泉▽取締役管理本部長兼経理部長兼情報システム部長荻窪康裕▽顧問(常務)佐古斉文▽退任(取締役)牧元一幸 牧元氏…
DXの本質は利益を生み出すことにある。以降では、DXによって「売上げを上げて利益を生み出す」方法と「コストを下げて利益を生み出す」企業のそれぞれの取り組みを取材した。 金型の長寿命化、自動化へ 冷間鍛造金型を手掛けるニ…
金型メンテの連携事例 レーザー溶接・金型補修機器メーカーのテラスレーザー(静岡市駿河区、054-270-7798)は4月6日、洗浄機メーカーのソマックス(大阪市東成区)と、切削研磨用工具の卸販売を行うクレステック(東京都…
人的ミス、作業時間を削減 ダイカスト金型メーカーの七宝金型工業(愛知県津島市、0567-24-8787)は工作機械や研削機の設計製造を手掛けるサンテック(滋賀県草津市)と共同で、焼き嵌めホルダと切削工具の着脱を自動化する…


