薬剤金型など高度な技術 薬剤用の金型や鏡面磨き装置を手掛けるヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、06-4868-8477)はこのほど、兵庫県から2021年度「ひょうごオンリーワン企業」の認定を受けた。 同賞は兵庫県が世界に飛…
冨士ダイス ものづくり賞、最優秀賞を受賞
ガラス用金型材と超精密加工技術
超硬合金製金型メーカーの冨士ダイス(東京都大田区、03・3759・7181)が、精密工学会主催の「2024年度(第8回)精密工学会ものづくり賞」で最高の「最優秀賞」を受賞した。熱膨張係数の大きいガラス成形に適した硬質材料を開発し、超精密加工技術を確立したことが評価された。
同賞は精密工学分野で社会的価値の高い製品や技術を開発した企業に贈られる。2017年に創設され、今回で8回目を迎える。同社が同賞を受賞するのは初めて。

受賞したのは「ガラス成形用高熱膨張新硬質材料の開発および超精密加工技術の確立」。熱による寸法変化量をガラスと同程度の従来比2倍に引き上げた新硬質材料「フジロイTR05/TR30」に対し、表面粗さ(Ra)10nm以下、形状精度(PV値)0・4μmの高精度加工を実現した。
焼結ダイヤモンド(PCD)工具の機上ツルーイング技術を確立したことで、新硬質材料への超精密加工を可能にした。近年需要が増加する自動運転用センサや監視カメラ、医療分野向けガラス精密加工製品などへの適用を見込んでいる。
開発を担当した先端加工開発部の林佑樹氏は「まさか受賞できるとは思ってなかったので、非常にうれしい」と喜びを語った。同じく開発を担当した清水智行氏は「加工精度をさらに上げ、微細化を進める。また、新しい用途も探していきたい」とさらなる意欲を示した。
金型新聞 2024年12月10日
関連記事
マイクロボール工具で加工 レンズ金型を手掛けるワークス(福岡県遠賀町、093-291-1778)はガラス製両面マイクロレンズアレイ(MLA)の金型を開発した。独自の微細なナノ多結晶ダイヤモンド(NPD)工具による加工技術…
マーポス(東京都大田区、03-3772-7011)はこのほど、マッシミリアーノ・アッコルシ副社長が社長に就任した。 マッシミリアーノ・アッコルシ氏は1982年生まれ、イタリア出身。2007年フェラーラ大学機械工学科卒業後…
自動車用プレス金型メーカーの富士テクニカ宮津(静岡県駿東郡)はロボットを活用し、金型の焼入れの自動化を進めている。自動化システムは、親会社である東洋鋼鈑(東京都品川区)グループ会社の鋼鈑工業(山口県下松市)と協働で開発。…
シンコー精機はアイシングループのアルミダイカスト金型メーカー。型締め力500~800tの金型を得意とし、エンジン部品関連のほか、近年は電動化部品関連の金型などを手掛ける。加工現場ではこれまでの放電加工を中心とした金型づく…


