ロボット活用の自動化システムICトレー金型を増産 プラスチック金型メーカーのファストは昨年、福島県相馬市に半導体製造工程で集積回路(IC)の搬送や出荷などに使用するICトレーの金型を増産するための新工場を設立した。ロボッ…
放電精密加工研究所 大和事業所で自社展
バイオプラの加工デモ
放電精密加工研究所(横浜市港北区、045・277・0330)は12月5、6日の2日間、大和事業所(神奈川県大和市)でプライベートショーを開催した。サーボプレス機事業や金型事業の取り組みを紹介。2日間で20人が参加した。
プライベートショーでは、同社事業を紹介した他、サーボプレス機シリーズ「ZENFormer(ゼンフォーマー)」を製造する現場と、同シリーズ機を用いた自動車部品などを量産する現場の見学を行った。実機によるデモンストレーションも実施し、バイオマスプラスチックを用いたプレス加工実演を披露した。

また、「ZENFormer」の環境・省エネ性能も紹介。油圧プレス機に比べ、消費電力量や作動油使用料、作動時振動を削減できるという。その他、同社サーボプレス機のシェアリングサービスも紹介。大和事業所に設備される30~1000tのサーボプレス機5台を使用したい期間だけ利用することができる。
大和事業所は2020年に新設されたサーボプレス機などを手掛ける機械装置事業の基幹拠点。23年頃から積極的にプライベートショーを開催している。同社によると、今後も定期的に開催していく予定だという。
金型新聞 2025年1月10日
関連記事
5G向け半導体装置がけん引金型は11.8%増の62億7500万円 TOWAの2020年4-12月期の連結売上高は、前年同期比10.2%増の207億1500万円だった。次世代通信規格5G関連製品などの需要拡大に伴う半導体メ…
製造現場の業務支援・改善プラットフォーム「TULIP」を販売するT Project(東京都江東区)と中小製造業のデジタル化を推進する工程管理SaaS「ものレボ」を提供するものレボ(京都市中京区)は業務提携し、ものレボが「…
超ハイテンと大型化技術極める 1・5Gpaクラスまでの超ハイテン材向けのプレス金型を強みとするウチダ。このほど新日本工機と共同で、金型の最終調整に必要な肉盛り溶接工程の自動化を実現した。狙いは「溶接に関わっていた技能者を…
厚地鉄工はゴムやプラスチック金型、射出成型機用スクリューのクリーニングに特化したブラスト装置「バスロ」を2019年から販売している。基材に付着した樹脂汚れをスピーディーにムレなく除去でき金型メンテナンスの効率化を提案する…


