金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

JULY

16

新聞購読のお申込み

七宝金型工業 精密ジャッキ『EASYG(イージグ)』の第2弾を開発中

外段取りの効率性向上

ダイカスト金型を手掛ける七宝金型工業(愛知県津島市、0567・24・8787)は昨年発売した自社製品の精密ジャッキ『EASYG(イージグ)』の第2段を開発。従来品は工作機械のテーブル上でしか使用できなかったが、製品形状をドーナツ型にすることでスペーサーブロック(ジグ)の上にイージグを載せ、さらに大物ワークを搭載した状態でボルト止めが可能となり、大物ワークの外段取り効率の向上が期待できる。

イージグは六角レンチ1本の簡単操作で0・01㎜精度の高さ調整ができる製品。従来、大型ワークの水平出し作業ではクレーンを使用しながらシムを挟みこんで水平出しを行っていたが、シムの代わりにイージグを挟みこみ、六角レンチで高さ調整することでクレーンの使用頻度を低減(安全性向上)し、誰でも簡単に段取りの省力化・効率化を実現。通常30分かかっていた作業も1分で完了でき、現在100個以上の販売実績を持つ。

開発中のEASYGの第2弾スペーサーブロックに付けた状態で外段取りしたいというニーズに応え、製品形状を変更。ドーナツ型にすることでボルト止めが可能になり、スペーサーブロックにイージグを取り付けたまま水平出し作業が可能で、大物ワークの外段取りの実現と効率化を同時に図ることができる。「従来から外段取りで使いたいという要望が多かった」と研究開発課の野場純一課長は語る。昨今は自動化・省人化ニーズで外段取りの効率化に対する需要が増加し、市場開拓を図る製品として期待を寄せる。

同社は4月16~18日、東京ビッグサイトで開催されるインターモールド2025に出展。開発中のイージグを披露する予定で、今夏販売に向けて最終調整を行っていく。製品仕様はボルト径がM24~M32を用意。耐荷重は1個あたり3・5t(4個使用時で14t)。

金型新聞Web限定

関連記事

プレス技術研究所 プレスの稼働率高めて生産性を向上【金型応援隊】

プレス技術研究所の精密レベラー「FL‐2150」は、精密金型のプレス加工の精度を安定させ、歩留まりを良くする。金型のアシスト役としてプレス加工の生産性向上に貢献する。 同製品はロールの径を出口側に近いほど太くしてレベリン…

ミスミ 為替効果で増収増益 22年4-9月期

ミスミグループ本社(東京都千代田区、03-5805-7050)の2022年4‐9月期売上高は、3.2%増の1881億5800万円だった。営業利益は5.6%減の268億9800万円。全事業で需要減速の影響を受けたものの、為…

ダイジェット工業 高能率に肩削りできる刃先交換式カッタを発売

SIC‐EVO ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は、片面2コーナーの三次元インサート使用により、切削抵抗を低減し切りくず排出性にも優れた肩削り加工用刃先交換式カッタ「SIC‐EVO(SSV形)」…

日本精機 SKD61粉末材で400㎜超サイズの造形に成功

日本精機(名古屋市守山区、052・736・0611)はこれまで大型サイズの造形が難しいとされてきたSKD61の粉末材で、400㎜超サイズのワークの造形に成功した。ソディックと共同開発した金属3Dプリンタを活用した。これま…

エリコンジャパン 射出成形、押出成形向けの新被膜を発売

GFRPやリサイクル材に最適 エリコンジャパン(神奈川県平塚市、0463-67-0878)はこのほど、射出成形と押出成形向けのコーティング「BALINIT MOLDENA」を発表した。ガラスファイバー強化樹脂(GFFP)…

トピックス

関連サイト