金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

12

新聞購読のお申込み

七宝金型工業 精密ジャッキ『EASYG(イージグ)』の第2弾を開発中

外段取りの効率性向上

ダイカスト金型を手掛ける七宝金型工業(愛知県津島市、0567・24・8787)は昨年発売した自社製品の精密ジャッキ『EASYG(イージグ)』の第2段を開発。従来品は工作機械のテーブル上でしか使用できなかったが、製品形状をドーナツ型にすることでスペーサーブロック(ジグ)の上にイージグを載せ、さらに大物ワークを搭載した状態でボルト止めが可能となり、大物ワークの外段取り効率の向上が期待できる。

イージグは六角レンチ1本の簡単操作で0・01㎜精度の高さ調整ができる製品。従来、大型ワークの水平出し作業ではクレーンを使用しながらシムを挟みこんで水平出しを行っていたが、シムの代わりにイージグを挟みこみ、六角レンチで高さ調整することでクレーンの使用頻度を低減(安全性向上)し、誰でも簡単に段取りの省力化・効率化を実現。通常30分かかっていた作業も1分で完了でき、現在100個以上の販売実績を持つ。

開発中のEASYGの第2弾スペーサーブロックに付けた状態で外段取りしたいというニーズに応え、製品形状を変更。ドーナツ型にすることでボルト止めが可能になり、スペーサーブロックにイージグを取り付けたまま水平出し作業が可能で、大物ワークの外段取りの実現と効率化を同時に図ることができる。「従来から外段取りで使いたいという要望が多かった」と研究開発課の野場純一課長は語る。昨今は自動化・省人化ニーズで外段取りの効率化に対する需要が増加し、市場開拓を図る製品として期待を寄せる。

同社は4月16~18日、東京ビッグサイトで開催されるインターモールド2025に出展。開発中のイージグを披露する予定で、今夏販売に向けて最終調整を行っていく。製品仕様はボルト径がM24~M32を用意。耐荷重は1個あたり3・5t(4個使用時で14t)。

金型新聞Web限定

関連記事

ゼノー・テック 荒から仕上まで工具を集約 工具費半減、生産性倍に【Innovation〜革新に挑む〜vol.13】

粉末冶金型を主力に冷間鍛造型やプレス型を手掛けるゼノー・テック。一貫生産体制と効率的な生産管理を強みに業容を拡大してきた。近年はM&Aを活用し、鋳造型や電鋳型などにも事業領域を広げる。焼入れ後のハイスなど高硬度材…

ALPHA LASER ENGINEERING 溶接機から関連ツールまで販売・メンテナンス

ギガ・メガ向けの市場開拓 金型補修から溶接機の販売及びメンテナンス、金型製作を展開するGALAXYホールディングス(東京都中央区)の一角を担うALPHA LASER ENGINEERING(愛知県一宮市、0586・52・…

ジェービーエムエンジニアリング Mastercamのトレーニング動画を配信

『CLUB.JBM』 ジェービーエムエンジニアリング(大阪府東大阪市、06-6744-7331)は自分の都合にあった時間で「Mastercam」のトレーニング動画が見られる動画配信サービス『CLUB.JBM』を始めた。 …

【特集:2024年 金型加工技術5大ニュース】3.デジタル

管理、調達を効率化 近年の金型工場では人手不足が深刻化しており、デジタル技術の導入による製造工程や管理工程などの効率化に向けた取り組みが加速している。多くの企業がセンシング技術を活用した見える化をはじめ、ITツール導入に…

3D Printing Corporation ワイヤーDEDで水管金型造形

速度求められるものや大型造形に最適 3D Printing Corporation(横浜市鶴見区、以下3DPC)が扱うMeltio社(スペイン)はこのほど、ワイヤーDED方式の金属3Dプリンタで冷却水管の金型の造形に成功…

トピックス

関連サイト