金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

OCTOBER

09

新聞購読のお申込み

東亜成型 自社製品『マッスルジョッキ』が大阪市ふるさと納税返礼品に認定

自社ECサイトで販売中

自動車シートなどウレタン発泡用金型やアルミ鋳造を手掛ける東亜成型(大阪市西淀川区、06・6474・5688)は自社製品であるグリルプレート『グリルQ』に続き、『マッスルジョッキ』が大阪市のふるさと納税返礼品に認定された。得意のアルミ鋳造で作られたジョッキは重さ3・4㎏と重量感たっぷりのビールジョッキながら、容量135㎖(ミニ缶ビールと同等)しか入らない設計で、筋トレやビール愛好家に楽しんでもらえる一品に仕上がった。

「ある友人からお世話になった人に記念品を贈りたいとの依頼があり、ビールと筋トレが好きだと聞いて思いついた」と浦竹重行社長は回想する。アルミ鋳造に手磨きとサンドブラストを加え、重厚感のある商品に仕上げつつ、笑いのエッセンスも取り入れ、135㎖しか入らない特異な設計で、「乾杯の挨拶が長い人やパーティーで飲んでは注ぐ、飲んでは注ぐという感じで盛り上がれる」と浦竹社長は笑顔を見せる。

また、東京で開催されたドイツビールの祭典「オクトーバーフェスト2024」に出展。マッスルジョッキ・オリジナルの「マッスルTシャツ」を製作すると、購入希望者が続出したため、急遽Tシャツの販売も始めた。購入は同社ECサイトやアマゾンなどで購入可能。マッスルジョッキは1万9800円(税込)、マッスルTシャツは3100円(税込)で販売しており、友人へのプレゼントやブライダルの返礼品として購入する人も増えている。

同社は自動車シートやヘッドレストなどウレタン発泡用金型、真空成形用金型を得意としながら、培った技術や設備を活かし、自社製品の開発にも注力。開発テーマを聞くと浦竹社長は「コミュニケーションというテーマは時代が変化しても残ると思っており、会話につながる商品を目指したい」と語る。マッスルジョッキもYouTubeやTikTokのネタになっており、今後も自社商品のラインアップ拡充のほか、製品開発や外国人材の活用といった知見を活かし、新事業を起こしたい企業の伴走支援サポートなども構想している。

金型新聞Web限定

 

 

 

 

関連記事

レゾナック 大型外装部品に発泡成形技術を適用し、30%以上の軽量化を実現

レゾナック(東京都港区、髙橋秀仁社長CEO)は、独自の発泡成形技術を用いて、自動車の後部に配置されるバックドア用『アウターパネル』の試作品を開発した。現在同社が手掛ける外装発泡成形品では最大の大きさ。従来のソリッド成形品…

図南鍛工 内製金型の生産性高め、鍛造10ラインに迅速供給【Innovation〜革新に挑む〜vol.9】

建設機械やトラックなどの熱間鍛造部品を手掛ける図南鍛工。鍛造10ラインを備え、最大200㎏の大物部品や深穴中空品など多様な鍛造製品を生産する。競争力の高いものづくりを実現するために金型も内製化。高性能な加工設備やMOLD…

リョービがギガキャストに参入

6000t級のダイカストマシン導入 リョービはこのほど、ダイカスト専業メーカーとしては日本で初めて、6000tクラスのダイカストマシンの導入し、「ギガキャスト」に参入すると発表した。2025年3月から試作サービスを開始す…

I‐PEX 金型棟新設

福岡2工場の設計・製造を集約  電子部品や自動車部品を手掛けるI‐PEX(京都市伏見区、075-611-7155)は、技術部門の中核拠点I‐PEXキャンパス(福岡県小郡市)に金型棟を新設する。福岡県の2工場の金型開発と製…

共和工業 大型部品、素材から成形まで提案、工具全体の最適化目指す【Innovation〜革新に挑む〜vol.15】

バンパーやユニットバスなど幅広い分野の大型樹脂型を手掛ける共和工業。素材から金型、量産成形まで幅広く提案できるのが強みだ。大型金型は加工量が多いため、「加工時間の短縮が差別化要素になる。最適な工具を選択することで加工全体…

トピックス

関連サイト