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ミスミ 超硬ボールエンドミル AXTシリーズの販売開始
高硬度鋼加工で高い耐久性
ミスミグループ本社(東京都千代田区、03・6777・7800)はこのほど、自社ブランド製品「超硬ボールエンドミル AXTシリーズ」の販売を開始した。新しいコーティング技術の採用などにより、高硬度鋼加工で高い耐久性を実現。金型や精密部品の曲面・立体形状加工に最適な製品だ。調質鋼から高硬度鋼まで幅広い加工に対応し、価格も他社同等品と比べ、約20%安くした。
同製品は新しいコーティング技術「AXTコーティング」を採用。アルミチタンシリコン窒化物を主成分としたコートにより、高い耐熱性を発揮する。密着性や均一性に優れた高密度被膜技術に加え、刃先形状を工夫することで、SKD11(HRC60)などの高硬度鋼加工において工具寿命を向上した。「高硬度鋼加工は品質の差異が出やすい領域のため、品質にこだわった。テスト加工を十分に行い、他社品と同等の耐久性を確認できた」(FM商品事業部 松野宏事業部長)。
NAK80(HRC40)やSTAVAX焼入材(HRC50)などHRC40~65までの幅広い被削材へ対応できる点も特長の一つだ。また、他社同等品と比べ、価格が約20%安く、コストパフォーマンスに優れている。「弊社は協力メーカーから直接仕入れ、顧客へ販売しており、独自の流通構造を持つ。そのため、他社より製品を安く提供できる。また、在庫品のため、当日出荷も可能だ」(松野事業部長)。
今後について松野事業部長は「まずは製品の認知度向上を図っていく。AXTシリーズを普及させることで、ミスミの豊富な切削工具を使用する人が増えて欲しい。認知度が高まり次第、ラジアスエンドミルやスクエアエンドミルなどの他形状への展開も検討する」と話した。
製品ラインアップはAXT‐HBEM2S(ストレート・1Dタイプ)、AXT‐HBEM2R(ストレート・1・5Dタイプ)、AXT‐HBEM2LB(ロングネックタイプ)。

金型しんぶん2026年1月10日号
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