自動車の電動化(EV化)に伴い、ものづくりも大きな変革期を迎えている。従来のエンジン車には搭載されなかった電動化部品の需要が高まり、新規需要の取り込みが部品メーカー各社の大きな課題となっている。その中、ハイテン材加工の車…
下野精密 〜我ら金型応援隊〜
超硬加工なら任せて

「大事なのはQCDだ。品質が良く、価格は高すぎず、納期も短い。バランスが大事」と話すのは下野精密の下野武志社長。創業から超硬やセラミックスにこだわり、半導体や自動車関連の金型・部品を製作。精度は交差1ミクロンや表面粗さRa1ナノ以内と超精密技術を誇り、恒温工場で熱変位や振動の影響を最小限に抑制。
直近、金型の放電レス需要が増加し、高精度・高速マシニングセンタの超硬直彫り専用機を導入。3次元形状から鏡面まで加工工程を1台に集約。「放電はクラックで材質変化が起こり、寿命が落ちる。直彫りなら生産性が上がり、短納期にもつながる」と機械導入後、EVや5G関連の受注が増えているという。
モットーは顧客が儲かること。「他社の5~10倍耐久性の良いものを作る。Win‐Winの関係でないと長続きしない」と信頼関係こそ商売の基本と語る。

- 本 社 : 大阪府茨木市宿久庄1‐3‐11
- 電 話 : 072-640-1707
- 代 表 者 : 下野武志社長
- 事業内容 : 超硬合金金型部品など。
- 従 業 員 : 10人
- 創 業 : 1984年。
金型新聞 2021年1月10日
関連記事
三菱重工工作機械が金型加工向け販売を強化している。小型機から5面加工機までラインアップを揃え、より高精度を求められている金型をターゲットに、最適ソリューションを提案する。その背景、今後の展開を佐郷昭博取締役トータルソリュ…
新型コロナで需要が減速し、自動車の電動化で産業構造が変わるかもしれない。先の見通しにくい混沌とする時代に、リーダーはどういったことを心掛け、自らの指針としているのか。時代をリードに考えを聞いた。 伊藤製作所 伊藤 澄夫…
金型メーカーから技術を発信 粉末やレーザーなど、多くの要素を最適に制御しなければいけないため、金属3Dプリンタによる金型づくりは簡単ではありません。また、何でも作れる魔法の杖でもありません。それでも参入したのは、切削加工…
製造業において、人手不足は深刻な問題となっている。困難な採用環境、熟練者の高齢化などに加え、働き方改革関連法の完全施行もあり、金型メーカー各社も対応に苦慮している。特に人手不足への対応は、生産性の向上はもとより、女性の…
