日本鍛圧機械工業会(北野司会長、アイダエンジニアリング常務)はこのほど、2022年の鍛圧機械受注額が前年比15.8%増の3840億円になると発表した。当初予想から440億円上方修正した。国内外ともにEV(電気自動車)関連…
【金型生産実績】2020年10月 24.3%減の259億8,000万円
プレス型は30.6%減、プラ型は9.2%減
2020年10月の金型生産は、前年同月比24.3%減の259億8,000万円と大幅に減少した。前月比でも16.7%の減少。数量は前年同月比2.8%減の4万1,617組、重量は21.5%減の9,175トンとなった。
プレス用金型は、数量が前年同月比14.6%減少、金額は同30.6%減の94億1,000万円だった。前月比でも30.2%減と大幅減となった。プラスチック用金型は数量が前年同月比2.9%増となったものの、金額では同9.2%減の103億1,100万円と減少した。鍛造用金型は前年同月比44.0%減の15億5,800万円と11カ月連続の2桁減だが、前月比では22.9%増と大きく増加している。ゴム用金型も同32.6%減の6億1,600万円と2桁減が6カ月続いているが、前月比では10.6%増となった。ダイカスト用金型は同35.6%減の27億6,400万円、鋳造用金型は同10.3%増の6億6,500万円、粉末冶金用金型は同34.0%減の3億9,600万円、ガラス用金型は同36.1%増の2億6,000万円となった。鍛造用金型やゴム用金型が前月を上回ったのは、自動車産業向けが動き始めた事によるものか。
新型コロナウイルスの感染拡大による影響懸念はあるものの、次世代自動車や自動化、5G関連製品の開発などにより電子部品の需要増が見込まれ、新たな1年のスタートに期待したい。
金型新聞 2021年1月10日
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