金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

28

新聞購読のお申込み

サイバー攻撃から守る仕組み
金型工業会が支援

金型や製品の図面データ

 日本金型工業会(小出悟会長)は昨年11月、金型製造業向けの「技術等情報漏えい防止措置認証制度」の認証機関に認定された。業界団体が認証機関になるのは初めてで、金型メーカーの情報漏えいの防止に向けた仕組みづくりを支援する。

 近年、中小企業をサイバー攻撃し、大手の情報を盗むなどの事例が発生している。中小企業でも、自社データに加え、顧客のデータを守るなど情報セキュリティの仕組みが不可欠になっている。

 一方で「どこから着手して良いか分からない」という声も多い。同認証制度は、こうした声に応え、情報セキュリティ強化の仕組みづくりをサポートするもの。

 具体的には同工業会に認証審査の申し込み書を提出。専門家の指導を受けながら、チェックシートを提出し、内容確認をする。審査員の訪問を受け、基準をクリアすれば認証が受けられる。

 費用は企業規模によって異なるが、40万円から155万円程度。しかし、国の専門家派遣事業利用や、工業会からの補助金を受ければ、最小15万円から取得できる。まずは3月末までに、会員企業30社での取得を目指し、3年目以降に会員外からの申し込みを受け付ける。

 同工業会の中里栄専務理事は「当工業会が審査するので単なる審査ではなく、小規模企業向けに合格出来るように指導させて頂くので安心して申し込んで欲しい」としている。

金型新聞 2021年2月10日

関連記事

チバ・テクノ 高速ワイヤ「EZシリーズ」を刷新

低価格化を実現 チバ・テクノ(神奈川県横浜市、045-473-9933)は高速加工用ワイヤ電極線「EZシリーズ」を刷新し、「新EZシリーズ」として販売を開始した。製造プロセスを見直すなどして、品質を高める一方で価格低減も…

伊丹に第3工場
ヤマシタワークス

BCP対策、超硬型増産  ヤマシタワークス(兵庫県尼崎市、06・4868・8477)は兵庫県伊丹市に第3工場を新設し、7月16日から稼働を開始した(写真)。BCP(事業継続計画)対策が主な目的で、超硬用金型や薬剤用金型の…

独自の型構造を採用
トヨタ自動車

アンダーカットで新工法  トヨタ自動車は独自の金型構造を採用した新たなアンダーカットの処理方法を開発した。これまでに比べて高い意匠面が得られるほか、設計時間の短縮や、金型の保全の手間削減にもつながる。この機構は特許も取得…

元自動車メーカーの車体領域責任者が見た「人とくるまのテクノロジー展2025@パシフィコ横浜」

自動車業界の今後(未来予想図-Ⅱ)今回の観点・総論 今回の「人とくるまのテクノロジー展2025」はメインテーマを①DXで実現するクルマの進化②クルマを取り巻く社会・サービスの進化③モノづくりの進化という3つの視点で展示や…

イースタン技研 河西正彦会長が死去

放電加工周辺機器の販売やプレス金型製造などを手掛けるイースタン技研(神奈川県大和市、046-269-9911)会長の河西正彦(かわにし・まさひこ)氏が8月19日午後3時47分、死去した。79歳。東京都出身。通夜・告別式は…

トピックス

関連サイト