金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

12

新聞購読のお申込み

サイバー攻撃から守る仕組み
金型工業会が支援

金型や製品の図面データ

 日本金型工業会(小出悟会長)は昨年11月、金型製造業向けの「技術等情報漏えい防止措置認証制度」の認証機関に認定された。業界団体が認証機関になるのは初めてで、金型メーカーの情報漏えいの防止に向けた仕組みづくりを支援する。

 近年、中小企業をサイバー攻撃し、大手の情報を盗むなどの事例が発生している。中小企業でも、自社データに加え、顧客のデータを守るなど情報セキュリティの仕組みが不可欠になっている。

 一方で「どこから着手して良いか分からない」という声も多い。同認証制度は、こうした声に応え、情報セキュリティ強化の仕組みづくりをサポートするもの。

 具体的には同工業会に認証審査の申し込み書を提出。専門家の指導を受けながら、チェックシートを提出し、内容確認をする。審査員の訪問を受け、基準をクリアすれば認証が受けられる。

 費用は企業規模によって異なるが、40万円から155万円程度。しかし、国の専門家派遣事業利用や、工業会からの補助金を受ければ、最小15万円から取得できる。まずは3月末までに、会員企業30社での取得を目指し、3年目以降に会員外からの申し込みを受け付ける。

 同工業会の中里栄専務理事は「当工業会が審査するので単なる審査ではなく、小規模企業向けに合格出来るように指導させて頂くので安心して申し込んで欲しい」としている。

金型新聞 2021年2月10日

関連記事

現代の名工・三井ハイテック 木下 易之氏に聞く「次世代の匠に必要なもの」

デジタル技術や自動化技術の進化によって金型づくりはここ数年、大きく変化している。これから金型技術者にはどのような技能や能力が求められるのだろうか。それとは逆に、時代を越えても変わらず求められることは何だろうか。高度な研削…

【特集】2030年の自動車と、金型と

PART1:電動化というチャンス、新たな需要が生まれるPART2:この10年を振り返るPART3:新潮流に挑むチャレンジャーたちPART4:記者の目 PART1 電動化というチャンス、新たな需要が生まれる  電子部品、モ…

日本金型工業会 ISTMA総会を報告
世界の金型生産、約8兆5000億

 日本金型工業会は昨年12月、各支部(東京・名古屋・大阪)で6月にブラジル・ジョインビル市で開催されたISTMA総会(国際金型協会)の報告会を開いた。それによると世界の金型及び金型部品などの生産金額は約8兆5000億円(…

―成形をゆく―<br>笠原成形所(新潟県)

―成形をゆく―
笠原成形所(新潟県)

IT活用したスマート工場 情報をリアルタイムで把握  精密部品の射出成形を手掛ける笠原成形所(新潟県南魚沼市、025・776・2141、笠原利博社長)はIT技術を駆使した、スマートな工場づくりを進めている。その中心にある…

三共精機 EQ教育を提案

挑戦する心を鍛える 行動変化を促す力へ 測定機や切削工具などを販売する機械工具商社の三共精機(京都市南区、075-681-5711)は教育ソリューション事業を立ち上げ、教育コンテンツ開発を手掛けるジャパンラーニング(東京…

トピックス

関連サイト