「ロギング装置」 サーボプレスや卓上プレス機などの製造・販売を手掛けるシージーケー(広島市佐伯区、0829・86・2061)は4月25日、レーザー光の反射を利用してプレスの下死点位置を計測しロギング(記録)する「下死点…
牧野フライス製作所 中大型金型向け立形5軸
形状部と側面部を1台で

牧野フライス製作所はこのほど、自動車部品などの中大型金型向けの5軸立形マシニングセンタ「D2」を発売した。独自の構造を採用し、金型の形状部と横形MCで行っていた冷却穴など側面部の加工が1台ででき、段取り替えの大幅な削減につながる。
ヘッドランプやEVのバッテリケースの金型は大型化が進んでおり、それに対応するためワーク径2100㎜×高さ1700㎜のサイズとした。ワーク積載重量も同社の大型5軸立形MC「V90S」の2倍の10トンに引き上げた。
コンパクトで高剛性なヘッド構造を採用し高速加工を実現。側面加工を行うためにテーブルに回転軸と、Z軸を移動させるためのクロスレール軸を設けた7軸制御とした。広い開口で大型ワークの搬送が容易で、ワークに接近しやすくし操作性を高めた。
金型新聞 2021年2月10日
関連記事
ユーザーと加工会社をAIでつなぐ ミスミグループ本社はこのほど、ユーザーと部品加工メーカーを人工知能(AI)でマッチングする製造業向けのマーケットプレイスを開設した。オンライン部品調達の「Meviy(メビー)」だけでは対…
金属3Dプリンタが試作造形や最終製品にとどまらず、金型づくりでの採用も進んでいる。活用が広がる一方、多くのプリンタで課題とされるのが、オーバーハング部を支えるサポート部への対応と、熱効率を最大化するための大口径化だ。本稿…
粉末交換2時間以内 ソディックは造形と切削が1台で行える精密金属3Dプリンタ「OPM250L」を刷新する。独自機能を搭載し、複数粉末への対応や、材料交換の簡素化による稼働率向上、状態監視による造形不良の防止が可能。デュア…
日本精機(愛知県名古屋市、052-736-0611)は、金属3Dプリンタで造形した水管内部の形状を崩すことなく、面粗度も改善できる化学研磨液「N FCP100」を開発した。プリンタで造形した金型以外の水管研磨にも有効で、…


