多くの金型メーカーが苦慮しているのが、プログラム作成の効率化だ。ある金型メーカーの工場長は「スキルの高い技能者が必要なプログラミングは全体の3割程度。残りの7割を自動化や効率化できれば生産性が上がる」と話す。こうしたニー…
牧野フライス製作所 中大型金型向け立形5軸
形状部と側面部を1台で

牧野フライス製作所はこのほど、自動車部品などの中大型金型向けの5軸立形マシニングセンタ「D2」を発売した。独自の構造を採用し、金型の形状部と横形MCで行っていた冷却穴など側面部の加工が1台ででき、段取り替えの大幅な削減につながる。
ヘッドランプやEVのバッテリケースの金型は大型化が進んでおり、それに対応するためワーク径2100㎜×高さ1700㎜のサイズとした。ワーク積載重量も同社の大型5軸立形MC「V90S」の2倍の10トンに引き上げた。
コンパクトで高剛性なヘッド構造を採用し高速加工を実現。側面加工を行うためにテーブルに回転軸と、Z軸を移動させるためのクロスレール軸を設けた7軸制御とした。広い開口で大型ワークの搬送が容易で、ワークに接近しやすくし操作性を高めた。
金型新聞 2021年2月10日
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