あらゆる業界で叫ばれているDX(デジタルトランスフォーメーション)。各企業には、デジタル技術を使い、ビジネスモデルや組織、働き方など会社そのものの構造を大きく変えていくことが求められている。金型業界も例外ではない。次代…
【ひと】七宝金型工業営業部・松岡咲希さん(25) 女性が活躍する職場へ
女性が活躍する職場へ

「友達に金型を知っている人はいなかった」と話すのは七宝金型工業の松岡咲希さん。同社社長を務める父の影響で入社し、現在入社4年目。仕上げやCAM課を経て、昨年から営業部に所属し、訪問から見積もり依頼、修正案件をこなす日々。「受注からトラックを運転し、納品、立ち合いテストまで行っています」と20社ほど顧客を担当。
「人に説明するのが苦手」という彼女は当初、技術的な打ち合わせなど苦労したが、自社の強みである金属3Dプリンタや5軸加工など技術について勉強を重ね、新型案件を受注できるまで成長した。「これまでリピート案件が多かった中、とても嬉しかったのに誰も褒めてくれなかった」と笑う。現在は英語やタイ語など語学力を活かし、メキシコなど海外案件を担当する重要な役割を担う。
そんな彼女の夢は『金型業界の普及』。業界内はまだ女性の割合が少なく、業界課題の1つと言われている。「自分もそうであったように、1人で悩んでいる女性に寄り添いたい」と女性活躍を推進する日本金型工業会の『かながた小町』に参加。「金型メーカーでも女性が活躍できる場所はある」と、金型を女性や一般の人まで知られる存在にしたいと強い意志を持つ。「今は中小企業診断士やスペイン語など勉強に励み、経営に活かせる知識を身に着けていきたい」と努力を惜しまない。
金型新聞 2021年3月10日
関連記事
ダイカスト金型メーカーの日本精機は金属3Dプリンタを活用した金型づくりに本格的に乗り出す。7月に金属3Dプリンタ2台を導入した。きっかけはSKD61相当材で造形が可能になり、金型への適用領域の可能性が広がってきたこと。ま…
自動車部品向けプレス金型メーカーの進恵技研は今年4月、本社工場に隣接する西工場に新棟を設立し、第7工場として稼働を開始した。門形マシニングセンタ(MC)5台や、40tクレーンなどを設備し、より大物加工に対応できる体制を構…
企業連携で金型技術確立へ EVシフトによって、需要減少が見込まれる内燃機関(ICE)部品の金型。シリンダヘッドやシリンダブロックなどのダイカスト金型を手掛ける米谷製作所はその影響を受ける1社だ。米谷強社長は「今後、内燃機…
VR、CGなどのグラフィックス系ソフトウェアの設計・開発を手掛けるソフトキューブは、3D切削シミュレーションソフト、「VirtualNC」の配信を開始した。 同製品はNCプログラムを読み込ませると、仮想空間上で工具を動か…


