金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

12

新聞購読のお申込み

【ひと】七宝金型工業営業部・松岡咲希さん(25) 女性が活躍する職場へ

女性が活躍する職場へ

「友達に金型を知っている人はいなかった」と話すのは七宝金型工業の松岡咲希さん。同社社長を務める父の影響で入社し、現在入社4年目。仕上げやCAM課を経て、昨年から営業部に所属し、訪問から見積もり依頼、修正案件をこなす日々。「受注からトラックを運転し、納品、立ち合いテストまで行っています」と20社ほど顧客を担当。

「人に説明するのが苦手」という彼女は当初、技術的な打ち合わせなど苦労したが、自社の強みである金属3Dプリンタや5軸加工など技術について勉強を重ね、新型案件を受注できるまで成長した。「これまでリピート案件が多かった中、とても嬉しかったのに誰も褒めてくれなかった」と笑う。現在は英語やタイ語など語学力を活かし、メキシコなど海外案件を担当する重要な役割を担う。

そんな彼女の夢は『金型業界の普及』。業界内はまだ女性の割合が少なく、業界課題の1つと言われている。「自分もそうであったように、1人で悩んでいる女性に寄り添いたい」と女性活躍を推進する日本金型工業会の『かながた小町』に参加。「金型メーカーでも女性が活躍できる場所はある」と、金型を女性や一般の人まで知られる存在にしたいと強い意志を持つ。「今は中小企業診断士やスペイン語など勉強に励み、経営に活かせる知識を身に着けていきたい」と努力を惜しまない。

金型新聞 2021年3月10日

関連記事

トップインタビュー 立松モールド工業 立松  宏樹社長<br>全ては人材育成のため

トップインタビュー 立松モールド工業 立松 宏樹社長
全ては人材育成のため

冶具、成形、部品… ポートフォリオ構築  今年6月に創業60周年を迎えた大型プラスチック金型を手掛ける立松モールド工業。60年を機に、事業部制を採用し、成形の強化、冶具や部品の販売など金型をコアに事業ポートフォリオを構築…

差別化できる設備投資、従来とは違う戦い方で次世代につないでいく 中村稔氏(日新精機社長)【鳥瞰蟻瞰】

当社は創業から50年間、冷間圧造金型一本で事業を続けてきました。しかし、10年後も同じように事業を続けていられるかというと、そうは考えていません。今ある仕事は相当減っていると思います。感覚的な予測になりますが、だいたい3…

日本金型工業会 会長 小出 悟氏 (小出製作所社長)
〜鳥瞰蟻瞰〜

金型は量産の道具 理解するマスターが必要人材発掘が経営者の仕事  「金型は量産のための道具である」と長年言い続けています。金型というものの本質がそこにあると思うからです。お客様は金型が欲しいわけじゃない。金型を使って効率…

「金型台帳」を データベース化
打田製作所

 「金型メーカーが情報管理をするのは、自社の知的財産を守るためと顧客情報を守るための2つの意味で重要だ」と話すのは、飲料や化粧品などのプラスチック金型を手掛ける打田製作所の打田尚道社長。同社は15年ほど前に社内で情報シス…

【新春特別インタビュー】時代をリードする8人

 「CASE」による自動車業界の大変革は金型メーカーに大きな変化を迫ってきた。そして昨年から続くコロナ禍。リモート環境への対応やデジタルツールの活用など、変化せざるを得ない状況はさらに加速している。こうした混迷の時代に合…

トピックス

関連サイト