金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MARCH

31

新聞購読のお申込み

【ひと】七宝金型工業営業部・松岡咲希さん(25) 女性が活躍する職場へ

女性が活躍する職場へ

「友達に金型を知っている人はいなかった」と話すのは七宝金型工業の松岡咲希さん。同社社長を務める父の影響で入社し、現在入社4年目。仕上げやCAM課を経て、昨年から営業部に所属し、訪問から見積もり依頼、修正案件をこなす日々。「受注からトラックを運転し、納品、立ち合いテストまで行っています」と20社ほど顧客を担当。

「人に説明するのが苦手」という彼女は当初、技術的な打ち合わせなど苦労したが、自社の強みである金属3Dプリンタや5軸加工など技術について勉強を重ね、新型案件を受注できるまで成長した。「これまでリピート案件が多かった中、とても嬉しかったのに誰も褒めてくれなかった」と笑う。現在は英語やタイ語など語学力を活かし、メキシコなど海外案件を担当する重要な役割を担う。

そんな彼女の夢は『金型業界の普及』。業界内はまだ女性の割合が少なく、業界課題の1つと言われている。「自分もそうであったように、1人で悩んでいる女性に寄り添いたい」と女性活躍を推進する日本金型工業会の『かながた小町』に参加。「金型メーカーでも女性が活躍できる場所はある」と、金型を女性や一般の人まで知られる存在にしたいと強い意志を持つ。「今は中小企業診断士やスペイン語など勉強に励み、経営に活かせる知識を身に着けていきたい」と努力を惜しまない。

金型新聞 2021年3月10日

関連記事

【新春特別インタビュー】時代をリードする8人

 「CASE」による自動車業界の大変革は金型メーカーに大きな変化を迫ってきた。そして昨年から続くコロナ禍。リモート環境への対応やデジタルツールの活用など、変化せざるを得ない状況はさらに加速している。こうした混迷の時代に合…

木村有貴さん 金属3D造形の困りごとを解決する【ひと】

金属3Dプリンタで造形した金型部品のトラブルを分析・解決する「診断士」のような業務を担当する。珍しいトラブルほどテンションが上がるそうで、「難しい問題を解明できた時の達成感が何よりも気持ちがいい」。 大学では金属材料を研…

変化対応できる体質への転換 春田善和氏(冨士ダイス社長)【この人に聞く】

今年1月、超硬合金製の耐摩耗工具や金型を手掛ける冨士ダイス(東京都大田区、03・3759・7181)の新社長に春田善和氏が就任した。同氏は管理畑を歩み、財務部長や企画部長を歴任。海外拠点の立ち上げや、事業戦略の策定などに…

【対談】日本金型工業会 小出 悟 会長 ×ロボコム・アンド・エフエイコム 天野 眞也 社長

デジタル技術を活用してビジネスモデルや業務プロセスを変革するデジタルトランスフォーメーション(DX)。金型でもその重要性は誰もが認めるところ。しかし、金型づくりでは、人が介在する部分が多かったり、デジタル化を進めづらかっ…

この人に聞く2016<br>牧野フライス製作所 井上 真一社長

この人に聞く2016
牧野フライス製作所 井上 真一社長

要望に合わせ創造と変革  「色々と教えると新しい経営はできないだろうから、あなたには多くは教えない」―。工作機械業界のカリスマ、牧野二郎前社長がそう伝えるほど、全幅の信頼を置く。 顧客重視をより進化  入社時に「機械もソ…

トピックス

関連サイト