金型の摩耗や欠け、ヘタリなどを補修するのに欠かせない肉盛溶接機。TIGやレーザーなどさまざまな方式が存在し、より作業性やスピードを向上させたモデルなどが登場している。また、最近ではAM技術を活用し、加工と補修を1台に集約…
PCL 金型をレーザ洗浄
持ち運びしやすく

レーザ機の開発・販売や金型のレーザ肉盛りなどを手掛けるPCL(京都府久御山町、0774-45-2199)は、制御装置や発振器、操作パネルを分離できるレーザクリーナー「CLZ-100」を発売した。
制御装置や発振器などを筐体に格納。それらの機器はそれぞれ分離し、電気ケーブルも取り外すことができ、メンテナンスや持ち運びをし易くした。
レーザ出力は100W。ヘッドを手で持ち、レーザを金型に照射し、付着した汚れや錆などを取り除ける。レーザは、タブレットの操作パネルで円や三角、波状などを選択できる。
5月上旬にレーザ出力50Wや200Wの機種も発売しラインアップを増やす。金型のほか建築物や橋梁、鉄道車両などの洗浄にも使える。
金型新聞 2021年4月10日
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