ステンレスを主体に金属の溶接加工を手掛ける岩倉溶接工業所(静岡県島田市、0547・37・4585)は今年8月から、金型溶接の受託加工事業と金型溶接・仕上げの技術支援事業を開始した。金型補修における技術承継の課題解決に貢献…
PCL 金型をレーザ洗浄
持ち運びしやすく

レーザ機の開発・販売や金型のレーザ肉盛りなどを手掛けるPCL(京都府久御山町、0774-45-2199)は、制御装置や発振器、操作パネルを分離できるレーザクリーナー「CLZ-100」を発売した。
制御装置や発振器などを筐体に格納。それらの機器はそれぞれ分離し、電気ケーブルも取り外すことができ、メンテナンスや持ち運びをし易くした。
レーザ出力は100W。ヘッドを手で持ち、レーザを金型に照射し、付着した汚れや錆などを取り除ける。レーザは、タブレットの操作パネルで円や三角、波状などを選択できる。
5月上旬にレーザ出力50Wや200Wの機種も発売しラインアップを増やす。金型のほか建築物や橋梁、鉄道車両などの洗浄にも使える。
金型新聞 2021年4月10日
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