プラスチック金型メーカーのムトウ(東京都江戸川区、03・3656・8651) は、 中国での金型の進捗確認やトライの立ち合いなど代行する、 「金型立ち上げ支援サービス」を開始した。コロナ禍で中国出張や現場への訪問が難しい…
イワタツール タブレットで技術支援
Youtubeなど情報発信
トグロンハードドリルなど高硬度材穴加工用工具で有名なイワタツール(名古屋市守山区、052−739-1090)は新型コロナウイルスの影響でユーザーへの技術支援が難しくなったことに対し、タブレット端末を活用した新たな支援に乗り出す。タブレットは機械工具販売店などに配布し、直接訪問しなくてもダイレクトにつながる仕組みを整え、ユーザーの課題解決に取り組む。
タブレット端末には製品カタログや動画のほか、通信モジュールを搭載し、Wi‐Fi環境がなくても通信できる仕組みを構築。また、ユーザーが問題個所を写真撮影して送信することも可能だ。今後はテスト運用を始め、バージョンUPも視野に入れている。
また、同社はYoutubeチャンネルを開設し、製品紹介やセミナー動画、さらに、工作機械メーカーの碌々産業とコラボ動画を配信している。同社の岩田昌尚社長は「教育系の動画にも力を入れており、製造業系の『何とか重工』さんとコラボするなど、ものづくりの楽しさややりがいなどにつなげたい」とし、動画は社内教育にも活用しているという。
同社は碌々産業と4月にオンラインでのコラボセミナーを開催したほか、4月14~17日にかけて開かれたインターモールド2021(東京ビッグサイト・青海展示棟)にも出展した。
金型新聞 2021年4月10日
関連記事
高い鏡面性を実現 熱処理から表面処理まで独自技術を持つリヒト精光(京都市南区、075-692-1122)はインターモールド2022大阪でエジソンハード処理(新ガス窒化処理法)の新技術を披露した。成形時のキズや摩耗の激しい…
組織変更 グループ全体の事業戦略、技術開発及び海外事業を統括する企画・開発本部を設置し、経営企画部及び事業開発部を位置付ける。 海外事業を事業戦略及び技術開発の観点から強化、管理するため海外事業本部を廃止し、その機能 を…
スクラップ落下率は90.7%から97.1%に向上、金型設計も変革 SUBARUはシミュレーションを活用し、プレスラインのスクラップ落下不良を削減するための仕組みを考案した。「スクラップの落下不良は金型の破損などを引き起こ…
プレス金型や量産を手掛ける伊藤製作所(三重県四日市市、059-364-7111)は伊藤竜平氏が代表取締役社長に就任し、伊藤澄夫社長は代表権のある会長に就いた。 伊藤竜平氏は1976年生まれ、三重県出身。99年に同社へ入社…


