日本金型工業会中部支部は2月4日、ウェブ方式で「金型関連技術発表・特別講演会」を開催する。「金型産業におけるデジタル化/DXとは」や「欧米の金型産業の現状と今後及びWithコロナ」をテーマにした特別講演のほか、3社の機…
金型協会が解散
会員減少、コロナで活動できず
金型協会(永田淳也代表理事・寿精工社長)は3月4日、大阪市内で臨時総会を開き、同日付けで解散することを決議した。金型業界の縮小により会員数が減少し、昨年からはコロナ禍の影響で事業活動を充分にできない状態が続いていた。
金型協会は2011年、日本金型工業会・西部支部に所属する関西や西日本の一部の会員が独立し、発足。研修会や工場視察などを実施し、会員の経営や技術力の向上に取り組んできた。
しかし市場のグローバル化やリーマン・ショックによる経済活動の減速などを背景に金型業界に対する向かい風がきつくなる中、会員数が減少。発足当初は約70社だったが、40社近くになっていた。
その一方、昨年からは新型コロナウイルスの感染が広がり、予定していた2020年度の事業を相次いで中止。活動の先行きを見通せない状況が続いていた。
解散を見越し、日本金型工業会に協力を打診。元西部支部の会員が再入会する場合は入会金が免除される。
金型新聞 2021年4月10日
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