組織変更 グループ全体の事業戦略、技術開発及び海外事業を統括する企画・開発本部を設置し、経営企画部及び事業開発部を位置付ける。 海外事業を事業戦略及び技術開発の観点から強化、管理するため海外事業本部を廃止し、その機能 を…
三井ハイテック 21年1月通期、売上高11.9%増
モーターコア、電子部品好調

三井ハイテックが3月15日に発表した2021年1月期連結決算の売上高は、973億5100万円と前期比11.9%増となった。5Gや車載向けの半導体が堅調で電子部品が伸びたほか、電動車向けのモータコアも好調に推移した。22年1月期の売上高は13%増の1100億円と好調が持続すると予想している。
大きく伸びたのは、5Gや車載向け半導体の電子部品で、売上高398億円と前期比で9.4%増加した。それを上回る勢いで成長したのが、電動車で需要が拡大するモータコアなどの電機部品。売上高は529億円と前期比で19.4%と2けた近く増加した。
一方で低調だったのが、金型と工作機械部門。金型の売上高は85億円と4.6%減少。しかし、将来の生産増強のために設備は増強した。工作機械は設備投資が大幅に減少したことで、売上高は47.9%減の8億円となった。 今期も電動車の増加によるモータコアの拡大や、5Gや車載向けの半導体需要は引き続き好調を持続すると予測。22年1月期の売上高は1100億円と13%増を見込む。
金型新聞 2021年4月10日
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