金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

FEBRUARY

27

新聞購読のお申込み

【この人に聞く】アイセル社長・望月貴司氏 「面白い企業だと感じてもらえる環境をつくる」

リブランディングを実施

アイセル(大阪市中央区)はこのほど、リブランディングを実施し、企業イメージの刷新を図った。企業ロゴの変更やアイコンの作成、製品のデザインの統一といった対外的な部分での変更に加え、社内では改めてミッション、ビジョンの策定。今後は社員一人一人が「アイセルらしさ」を意識して働けるよう、意識改革にも取り組むという同社の狙いを、望月貴司社長に聞いた。

ミッションを明確に定め、HPを一新

今回のリブランディングの目的は。

企業イメージの確立。これまでアイセルでは、FA用部品や金型のガイドなど、様々な業種向けの製品を開発、販売してきた。その過程で「アイセルの商品とはこういうもの」というイメージは確立できていたと思う。しかし、「アイセルとはこんな会社」というイメージは作れていなかった。今回のリブランディングは、後者のイメージを確立させることが目的。社名を聞いただけで、面白い企業、良い製品を作る企業だと感じてもらえる環境を整える。

具体的に、どの様な変更を行ったのか。

企業としてのミッション、ビジョンを明確に定めた。また、会社概要やホームページのデザインを大幅に変更した。ミッションは「未来を豊かにする、ときめきを」、ビジョンは「閃き、驚く、アイデアを世界へ」とした。社員全員が、お客様にときめいてもらえる方法、新しいアイデアを常に考える企業を目指す。

デザインの点では、会社概要やホームページ、企業ロゴなどを大幅に変更した。会社概要はミッションを全面に推し出したデザインにし、企業理念を伝えるものにした。製品カタログは開発秘話などを挟むことで、読んでいて面白いと思えるものを目指した。ホームページもIT企業のようなデザインに一新。面白い企業であることが一目で伝わるようにした。

「面白い企業」というブランドを
製品デザインも「アイセルらしさ」

今後の動きは。

社内での勉強会を通じて、今回定めたミッション、ビジョンが会社全体に浸透するよう、教育に注力する。社員一人一人が「アイセルらしさ」をもって行動するための行動規範を明確にし、企業イメージを浸透させる。また、製品のデザインも大きく変更させる。高級感のある黒色の本体に、金色のラインが2本入ったデザインで統一。製品を一目見て、「アイセルの製品だ」と認識してもらえるようにすることで、ブランド力を高める。

目指す姿は。

業界のフラグシップ。世の中にないものを作る、製品を見てわくわくする、というイメージを持ってもらえる企業でありたい。ひらめきやアイデア、独自の発想をもった製品を作り、満たされないニーズを満たす。製品を使って、「ときめき」を感じてもらう。それがアイセルのミッションであり、最終的な目標。

金型新聞 2021年5月14日

関連記事

スペシャリスト<br>超硬材料 共立合金製作所

スペシャリスト
超硬材料 共立合金製作所

自動車の電動化に商機  「日本に残る分野に経営資源を投下していく」。そう話すのは「エバーロイ」ブランドで知られる、超硬材料メーカーの共立合金製作所の池田伸也超硬事業部長。同社が国内で伸びると判断するのは、①大型の超硬材料…

黒田精工 黒田浩史社長「電動化の波捉え、 成長」

黒田精工(川崎市幸区、044・555・3800)は今年、創業100周年を迎えた。ゲージ製造から始まり、金型、研削盤、ボールねじへと事業を展開してきた同社。金型は戦後間もない1946年から製造を開始し、今に至る。近年は電動…

仕事は基本に忠実で 深見克彦氏(エムエス製作所)【この人に聞く】

自動車のウェザーストリップなどゴム金型を手掛けるエムエス製作所(愛知県清須市)は人材育成に力を入れ、『現代の名工』や『あいちの名工』、国家検定資格の1級技能士を多数輩出している。2023年にNC旋盤工で『現代の名工』を受…

城南村田 フェイスシールドを製作

コロナをチャンスに  「金型メーカーとして、コロナ禍で何かできることはないかと思ったのです」。そう話すのは、金型技術を活かし、フェイスシールドを作成した城南村田(東京都大田区、03-5744-3555)の青沼隆宏社長。 …

企業と学生つなぎ交流の場をつくる 鳥飼祐介氏(経済産業省企画調整係長)【鳥瞰蟻瞰】

素形材産業の人手不足は、業界共通の課題です。製造業全体の平均から見ても、求人倍率が高い傾向にあります。中途採用や外国人労働者に頼り、人手を確保している企業が多い。 しかし、人手を確保できれば誰でも良いわけではありません。…

トピックス

関連サイト