金属3Dプリンタを使った金属積層技術(AM技術)は様々な分野で広がっている。代表的なものは航空宇宙、医療、自動車で、さらに多方面へ拡大することは間違いない。そこで金属3Dプリンタを活用した次世代の金型づくりの可能性を探…
【この人に聞く】アイセル社長・望月貴司氏 「面白い企業だと感じてもらえる環境をつくる」
リブランディングを実施
アイセル(大阪市中央区)はこのほど、リブランディングを実施し、企業イメージの刷新を図った。企業ロゴの変更やアイコンの作成、製品のデザインの統一といった対外的な部分での変更に加え、社内では改めてミッション、ビジョンの策定。今後は社員一人一人が「アイセルらしさ」を意識して働けるよう、意識改革にも取り組むという同社の狙いを、望月貴司社長に聞いた。

ミッションを明確に定め、HPを一新
今回のリブランディングの目的は。
企業イメージの確立。これまでアイセルでは、FA用部品や金型のガイドなど、様々な業種向けの製品を開発、販売してきた。その過程で「アイセルの商品とはこういうもの」というイメージは確立できていたと思う。しかし、「アイセルとはこんな会社」というイメージは作れていなかった。今回のリブランディングは、後者のイメージを確立させることが目的。社名を聞いただけで、面白い企業、良い製品を作る企業だと感じてもらえる環境を整える。
具体的に、どの様な変更を行ったのか。
企業としてのミッション、ビジョンを明確に定めた。また、会社概要やホームページのデザインを大幅に変更した。ミッションは「未来を豊かにする、ときめきを」、ビジョンは「閃き、驚く、アイデアを世界へ」とした。社員全員が、お客様にときめいてもらえる方法、新しいアイデアを常に考える企業を目指す。
デザインの点では、会社概要やホームページ、企業ロゴなどを大幅に変更した。会社概要はミッションを全面に推し出したデザインにし、企業理念を伝えるものにした。製品カタログは開発秘話などを挟むことで、読んでいて面白いと思えるものを目指した。ホームページもIT企業のようなデザインに一新。面白い企業であることが一目で伝わるようにした。
「面白い企業」というブランドを
製品デザインも「アイセルらしさ」
今後の動きは。
社内での勉強会を通じて、今回定めたミッション、ビジョンが会社全体に浸透するよう、教育に注力する。社員一人一人が「アイセルらしさ」をもって行動するための行動規範を明確にし、企業イメージを浸透させる。また、製品のデザインも大きく変更させる。高級感のある黒色の本体に、金色のラインが2本入ったデザインで統一。製品を一目見て、「アイセルの製品だ」と認識してもらえるようにすることで、ブランド力を高める。
目指す姿は。
業界のフラグシップ。世の中にないものを作る、製品を見てわくわくする、というイメージを持ってもらえる企業でありたい。ひらめきやアイデア、独自の発想をもった製品を作り、満たされないニーズを満たす。製品を使って、「ときめき」を感じてもらう。それがアイセルのミッションであり、最終的な目標。
金型新聞 2021年5月14日
関連記事
天性の細やかさ数値で語る力が必要 経済産業省の工業統計によると、2018年の日本の金型生産額は1兆4752億円。生産量こそ中国に抜かれて久しいが、新素材の登場や部品の複合化、微細化が進み、依然として日本の高度な金型技術…
今年、日本法人設立50周年を迎えたマーポス(東京都大田区、03 -3772-7011)。精密計測機器を手掛け、特に金型分野ではタッチプローブやレーザーによる工具やワークの計測などで、日本の金型づくりを支えてきた。近年は…
ホットランナの市場拡大を 今年、日本法人設立30周年を迎えたハスキー(東京都町田市、042-788-1190)。プリフォーム射出成形システムの世界最大手でありながら、ホットランナメーカーとしての側面も持つ。日本では20…
今春の勲章で旭日単光章を受章した。世界中で安定して内燃機関向けの金型やダイカスト部品を供給し、自動車産業を支えてきたことなどが認められた。 松村精型への入社は1978年。当時では珍しいCAD/CAMの導入や解析ソフトの開…


