被削性3.5倍に 日立金属(東京都港区、03-6774-3001)はこのほど、被削性を従来品よりも約3.5倍に高めた冷間ダイス鋼「SLD‐f」を開発、8月から量産を開始した。自動車部品のハイテン化が進む中、金型の寿命向上…
ユーロテクノ 新型ローラーガイドピン
ガイド〜位置決めをユニット化

ユーロテクノ(東京都杉並区、03-3391-1311)はこのほど、アガトン社(スイス)の射出成形金型用ローラーガイドピン「AGS」を発売した。ガイドから位置決めまでを一つのユニットで行うことができる。ガイドピン径はφ15~40をラインアップする。
ローラーブッシュ、ガイドピン、固定リングの3つで構成。従来の位置決めで使用されるガイドピンやストレートブロックが不要となるため、部品点数を削減し、省スペース化を図ることができる。メンテナンスの手間なども軽減する。
剛性に優れた独自の「プロファイルローラー」を採用。長寿命化が図れる他、短いリテーナでも必要剛性を得ることができ、コンパクトな設計が可能となる。価格は5万6000円から。
金型新聞 2021年7月10日
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