特集 次世代車で変わる駆動部品の金型鋳造に独自の新工法 次世代自動車の技術は電動化に限らない。注目されるのがエンジンの進化だ。燃費性能を追求する新型エンジン「スカイアクティブ」。多くの自動車メーカーが電動化に力を入れる…
光洋メタルテック 新鍛造ラインを確立
リードタイム短縮、工数低減
ジェイテクトのグループ会社、光洋メタルテック(三重県伊賀市)は、従来の縦型熱間プレス工法で実現できない複雑な形状を全自動の鍛造プレスローリング工法でAT車用多段変速機に使用される遊星ギヤリングを製造する鍛造ラインを確立した。
密閉式プレスローリング工法の特長は、①小動力熱間プレス機で小さな荒地を成形し、自社開発のローリング機で大きく圧延、形状化を図るなど省エネを実現。②工程設計を見直し、素材の投入重量を増やさず、ローリング前のプレス荒地品の端面を形状化し、ローリング完了後の端面欠肉の問題を解決。③内径角度をよりネットシェイプした深溝形状品を実現した。
多段AT車の需要で年々高まっているが材料の鋼材も年々不足している。同社は長年培った軸受製造技術を生かし、自動車変速機用遊星ギヤリングの製造ラインの見直しを図り、プレスローリング工法によるニアネットシェイプを確立したことで、鋼材の投入重量の削減を実現し、機械加工のサイクルタイムを従来の10%削減を実証した。
金型新聞 2021年8月10日
関連記事
DMG森精機は修理復旧技能研修センタを開設。最新機から生産が終了したあらゆる年代の工作機械の修理復旧に対応するため、技能を持つ人材の育成を強化し、修理時間の短縮を図ることで顧客の稼働率や生産性の向上に努める。 工作機械は…
日本の金型は超大型、超精密、超微細、超短納期といった言葉が当たり前の時代になり、よりハイエンドな金型が求められている。例えば、自動車のホットスタンプや半導体関連など超精密、複雑形状な金型で、長寿命化やメンテナンス性の良さ…
非接触工具位置測定器「ダイナゼロビジョン」 切削加工をトータルでサポートする大昭和精機。注目は、高速回転中の工具長や工具径、振れを測定するのが「ダイナゼロビジョン」だ。「ダイナゼロチャック」と組み合わせて使用すると、動的…
造形ワークの大型化 近年盛り上がりを見せるAM(アディティブマニュファクチュアリング)。ここ数年のJIMTOFやインターモールドでもAMに特化した特設展が併催されるなど、国内外での注目度が高まっており、高精度な積層造形を…


