金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

OCTOBER

27

新聞購読のお申込み

光洋メタルテック 新鍛造ラインを確立

リードタイム短縮、工数低減

ジェイテクトのグループ会社、光洋メタルテック(三重県伊賀市)は、従来の縦型熱間プレス工法で実現できない複雑な形状を全自動の鍛造プレスローリング工法でAT車用多段変速機に使用される遊星ギヤリングを製造する鍛造ラインを確立した。

密閉式プレスローリング工法の特長は、①小動力熱間プレス機で小さな荒地を成形し、自社開発のローリング機で大きく圧延、形状化を図るなど省エネを実現。②工程設計を見直し、素材の投入重量を増やさず、ローリング前のプレス荒地品の端面を形状化し、ローリング完了後の端面欠肉の問題を解決。③内径角度をよりネットシェイプした深溝形状品を実現した。

多段AT車の需要で年々高まっているが材料の鋼材も年々不足している。同社は長年培った軸受製造技術を生かし、自動車変速機用遊星ギヤリングの製造ラインの見直しを図り、プレスローリング工法によるニアネットシェイプを確立したことで、鋼材の投入重量の削減を実現し、機械加工のサイクルタイムを従来の10%削減を実証した。

金型新聞 2021年8月10日

関連記事

シミュレーションソフト【Breakthrough!】

金型のユーザーニーズとして普遍的なものが短納期化。昨今は開発期間の短縮など金型生産に費やす時間が短くなっているほか、コスト削減のため工数削減(手戻り削減)が大きな課題となっている。そこで重要なのがCAEの有効活用だ。近年…

【特集:2024年 金型加工技術5大ニュース】1.大型加工

ギガキャストで需要広がる 大型ダイカストマシンで自動車の構造部品を一体鋳造する「ギガキャスト」が注目を集めている。国内のダイカストマシンメーカーは型締力9000tのマシンを開発。海外では1万3000tで試作が行われるなど…

CAMエンジニア不足を解消
セイロジャパン

NCBrainAICAM セイロジャパンの公式製品紹介・お問い合わせは、こちらから 現場の課題  人手不足が深刻化し、CAMエンジニアの不足にもつながっている。さらに、働き方改革などによって労働時間が短くなり、エンジニア…

ヤマシタワークス 「ハイブリッド打錠用きね」が発明奨励賞を受賞

ヤマシタワークスはこのほど、薬品などの錠剤を錆びずに打錠できる「ハイブリッド打錠用杵」で、発明協会の「発明奨励賞」を受賞した。同賞は科学技術の発展と産業振興に貢献した製品や技術に贈られる賞。 受賞した製品は同社の鏡面磨き…

【Breakthrough!】微細加工機

半導体やレンズ、電子部品など微細精密な金型は成長分野の一つだ。こうした市場に参入するには微細精密加工機は欠かせない。その技術は日進月歩で、加工精度もサブミクロンレベルが当たり前になっている。最近では参入する機械メーカーが…

トピックス

関連サイト