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関東グランドフェア開催 〜11月5・6日 千葉・幕張メッセ〜

ロボや自動化、AI技術

ユアサ商事が企画・支援する「つなぐグランドフェア2021」が11月5、6日の2日間、千葉市美浜区の幕張メッセ1〜3ホールで開かれる。徹底したコロナ感染対策の中、人手不足などの製造業における様々な課題を設定し、それぞれの解決策を提示する。特に今回は金型メーカーでも課題となっている人手不足への対策を紹介。ロボットを簡単に導入できるパッケージ製品や、製造業でのAI(人工知能)の活用法などを披露する。

製造業の課題解決と未来

今年のグランドフェアには、約316社のメーカーが出展。消毒や検温などの徹底した感染症対策の中、「次世代のものづくり」、「未来のくらし」、「これからのまちづくり」に関する技術や製品を紹介する。今回も好評を得ている、社会課題の解決策を提示するテーマゾーンを設定。「自動化・省力化」、「AI&IoT」、「レジリエンス&セキュリティ」、「環境改善&エネルギーソリューション」の4つで、それぞれの課題解決策を紹介する。

中でも、金型メーカーでも課題となっている人手不足に対しては「自動化&省力化ゾーン」で解決方法を提案する。その一つがロボットの活用だ。ただ、ロボットの導入といっても、中小企業にとってはハードルが高いのが実態。今回はユアサ商事が開発したロボットを簡単に導入できるパッケージを展示する。「AI&IoTゾーン」では、製造業でのAIの活用方法や未来などを提紹介する。

「環境改善&エネルギーソリューションゾーン」では、カーボンニュートラルに貢献する提案を行うほか、「レジリエンス&セキュリティゾーン」では、感染症を含めたBCP対策など社会課題の解決策を紹介する。もちろん、生産性を高める機械や工具などの最新技術や製品も多数披露される。

また、工場と会場をオンラインでつないだライブ配信など、リアル展だけでなく、ウェブを活用した情報発信も行う予定だ。

ミニプレゼンに特別講演も

こうした製品やサービスを紹介する展示会に加え、講演会やセミナーも見どころの一つだ。会場内では、8社のメーカーが新商品などを紹介する「ミニプレゼン」を行う。 特別講演では、「感染症対応も含めたオールハザードの事業継続の取り組み」をテーマに、危機管理教育&演習センターの細坪信二理事長が、事例を交えて具体策を解説する。

開催概要
  • 開催日 :11月5日㈮、6日㈯
  • 時間  :10:00〜17:30(2日目9:30〜16:30)
  • 会場  :幕張メッセ1〜3ホール
  • 開催規模:出展メーカー316社
特別セミナー
  • テーマ   :「感染症対応も含めたオールハザードの事業継続の取り組み」
  • 講師    :一般社団法人 危機管理教育&演習センター 細坪信二理事長
  • 日時    :11月5日㈮
  • 時間    :11:00~12:00
  • 場所    :会場内特設セミナー会場
  • 受講料   :無料
  • 問い合わせ先:ユアサ商事 総合企画部(03-6369-1133)

開催に向けて

ユアサ商事 機械エンジニアリング本部 佐古 晴彦本部長に聞く

工作機械や周辺機器を取り扱う機械エンジニアリング本部では、自動化や機上計測、IoTの活用など、加工から工場運営全体の効率化を提案する。中でも、「自動化やロボット活用、AIなどを使って技術者不足の対策を紹介したい」と話す、同本部の佐古晴彦本部長に見どころを聞いた。

ロボやAI、IoT活用・技術者不足への対策紹介

今回の見どころは。

「自動化・省力化ゾーン」で提案する技術者不足の対応策は見どころの一つだ。金型メーカーに限らず、製造業では、技術者不足や育成が課題なのは誰もが認めるところ。対策として、ロボットやAIの活用が必要だとする声は多い。しかし現実では、導入へのハードルが高く投資に悩む企業も多い。こうした企業に参考になるような提案をする予定だ。

具体的には。

その一つが最近開発した自動化パッケージ「ロボコンボ」。ワーク脱着用ロボットとワークストッカーをパッケージにしたもので、簡単に低価格でロボットを使った自動化ができる。ロボットとストッカー部を独立させて、組み合わせて色んな使い方ができるほか、旋盤用とマシニングセンタ用をラインアップした。ロボット導入を考える金型メー
カーには見て頂きたい。

AIやIoTのゾーンもあります。

IoTで稼働監視したり、AI機能を搭載して技能者を支援したりする機械はすでに登場している。こうした単体での活用だけでなく、当社では現在、それらの技術を使って加工全体の最適化につなげる仕組みを模索している。今回のグランドフェアでは、どこまでお見せできるか分からないが、製造業でのAIの活用法の一端を紹介したい。

金型業界に一言。

自動車業界の変革期にあって、難しい状況にあると思うが、金型は必要なツールで、重要性は変わらない。ただ自動化や省力化などによる技術者不足への対応や、生産性の向上は不可欠だと思う。グランドフェアではそれに貢献できるような提案をしたい。

金型新聞 2021年10月10日

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