ステンレスを主体に金属の溶接加工を手掛ける岩倉溶接工業所(静岡県島田市、0547・37・4585)は今年8月から、金型溶接の受託加工事業と金型溶接・仕上げの技術支援事業を開始した。金型補修における技術承継の課題解決に貢献…
ソディック 新型金属3Dプリンタ
非稼働時間を短縮

ソディックは長時間の高速で安定した造形が可能な金属3Dプリンタ「LPM325S」を発売した。複数の粉末を簡単に交換できるほか、メンテナンスの頻度を減らし非稼働時間を短縮し生産性を高める。
敷き詰めた粉末にレーザーを照射し造形するパウダーベッド方式で、3D造形と造形物への基準面加工ができる。幅×奥行き×高さともに250㎜のワークに対応する。
金属粉末の供給、回収、ふるいを自動で行うユニットを搭載。粉末のユニットは約2時間以内で交換できる。
鉄系、ステンレス系、チタン、インコネルなどの粉末に対応。複数の粉末を用いる場合も1台で対応できる。造形中に扉を開けずに粉末処理でき、安全面にも配慮した。
レーザー加工時に発生するヒューム回収の能力、も高めた。ヒュームをたまりづらくし補修頻度を従来機の半分にし、非稼働時間を大幅に短縮した。
オプションでは、造形物の状態や各部の稼働監視する機能や、デュアルレーザーで加工速度を速める機種もそろえた。
金型新聞 2021年10月10日
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