アンダーカットで新工法 トヨタ自動車は独自の金型構造を採用した新たなアンダーカットの処理方法を開発した。これまでに比べて高い意匠面が得られるほか、設計時間の短縮や、金型の保全の手間削減にもつながる。この機構は特許も取得…
極東技研工業 クイックリフトリング
ワンタッチで着脱
![](https://kanagata-shimbun.com/wp/wp-content/uploads/2021/11/5357306ee99b6b1c33b9550d508d2477.jpg)
フランス製回転型アイボルトのコディプロ社を取り扱う極東技研工業(大阪府岸和田市、072-427-2190)は新たにコディプロ社製の「クイックリフトダブルスイベルリング」を発売した。ワンタッチでワークへの着脱が可能で、従来のボルトを手締めする時間を大幅に短縮し、作業効率の向上を図る。
同製品の特長は、ワンタッチでワークへの着脱を可能にする特殊な構造。製品上部の金色のスイッチを押すと、締結するネジ部分が引っ込み、放すとネジ部分が外に飛び出し、ネジを嚙合わせる構造になっており、誰でも簡単にワンタッチで取り付け、取り外しが可能だ。従来品はボルトを手締する作業時間がかかったが、ワンタッチの着脱で作業時間を80%削減できる。
金型新聞 2021年11月10日
関連記事
造形エリア300×400㎜の金属3D モニタ機能も搭載 トルンプ(横浜市緑区、045・931・5710)はこのほど、造形エリアを拡大した金属3Dプリンタ「TruPrint3000」(写真)を発売した。最大造形エリアは直…
プロファイル研削盤のレトロフィット ポイントナイン(東京都葛飾区、03-3693-3883)はこのほど、プロファイル研削盤の投影機をCCDカメラに乗せ換えることができる「ViewCAM‐300」を本格的に売り出す。最大…
ワイヤ回転機構を搭載 ソディックは、世界で初めてワイヤ回転機構を搭載したワイヤ放電加工機「ALアイグルーブエディション」を開発した。 ワイヤを回転させながら加工することで、高精度で高品位な面が得られる。段差加工を簡単…
自律走行できる搬送システム DMG森精機は加工ワークの搬送や着脱など工場内の物流搬送を自動化し、工場全体のデジタル化を実現する次世代搬送システム「WH‐AGV5」の販売を開始した。 自社開発の無軌道型AGVと人協働ロボッ…