日本鍛圧機械工業会(北野司会長・アイダエンジニアリング常務)はこのほど、2023年の鍛圧機械受注額が前年並みの3715億円になると発表した。国内外ともに電気自動車(EV)関連や、半導体製造装置関連、省エネ設備関連向けの設…
金型メーカー 21年4-9月期決算
ニチダイ 自動車関連が回復
ネットシェイプ事業が貢献
ニチダイが発表した2021年4‐9月期決算によると、売上高が67億8800万円と前年同期比33.1%増と大きく回復した。営業利益も2億5500万円(前年同期は3億9900万円の赤字)の黒字を確保した。
主力の自動車業界の前年下半期からの回復が大きい。最も売上増に貢献したのは、自動車部品で使われる冷間鍛造金型を中心とした「ネットシェイプ事業」。同事業の売上高は33億6000万円と前年同期と比べ43.7%増加した。
加えて同じく自動車関連では、ターボチャージャー部品の組立てを担う「アッセンブリ事業」も回復。前期のコロナ禍での低迷から復調し、売上高は22億400万円と35.2%伸びた。航空宇宙や食品、衣料品向けの金属フィルターを扱う「フィルター事業」も12億2200万円と8.1%増加した。
丸順 中国が回復し増収
通期予想は据え置き
丸順の2021年4‐9月期決算は、売上高204億4900万円(前年同期比6.1%増)、営業利益14億2000万円(同18.0%減)、経常利益13億1800万円(同15.8%減)、当期純利益(7億4500万円(同24.8%減)と、増収減益となった。
日本・タイにおいて半導体供給不足・新型コロナウイルスの影響に加え、金型設備等の販売減により減収となったものの、中国の新型コロナウイルスの影響からの回復が大きく寄与し増収となった。
一方、利益面では、半導体供給不足による自動車の減産影響を最小限に留めるため、各拠点で労務費等を中心とした原価低減活動を推進したものの、日本・タイにおける売上高減少による影響は大きく減収となった。
通期予想は、半導体の供給不足な新型コロナウイルスの影響などが不透明なため予想を据え置き、売上高は440億円、経常利益は38億円を見込む。
TOWA 半導体需要続く
中国・台湾で好調
半導体樹脂封止金型などを手掛けるTOWAは2021年4‐9月期決算(連結)で、売上高243億円(前年同期比89.1%増)、営業利益56億円(同421.7%増)、経常利益57億円(同364.8%増)と発表した。欧米諸国で経済活動の再開に向けた動きが活発化し、スマートフォンなど高速通信規格の5G関連やPC、車載、家電などの製品分野で半導体需要が続き、受注高は389億円(同2.9倍)と好調だ。
セグメント別でみると、半導体製造装置事業は中国や台湾で半導体モールディング・金型の売上が高水準で推移し、売上高222億円(同96.4%増)、ファインプラスチック成形品事業は売上高9億円(同11.9%増)、レーザ加工装置事業は売上高11億円(同60.0%増)となった。
金型新聞 2021年12月10日
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