成形の一貫生産で活路新工場で車部品やマグネット製品 三嶋彫刻は今から55年前、金型刻印のメーカーとして創業した。彫刻の精密加工技術を生かし、金型部品や金型、成形も手掛け、事業を伸ばした。しかし近年、日本の金型には強い向…
豊洋エンジニアリング T・D・Cモールドに社名変更
プラスチック射出成形用金型メーカーの豊洋エンジニアリング(福岡県遠賀町、093-293-0114)は4月1日、「T・D・Cモールド」に社名を変更した。創業から30期目を迎えるのを機に、精密金型や微細加工を得意とする企業のイメージを強めていく。
新社名は社内公募から決定した。感謝を意味する「Thanks」、夢を意味する「Dream」、挑戦を意味する「Challenge」の頭文字に、金型を意味する「モールド」を合わせた。
藤川勇社長は「感謝の気持ちを忘れずにものづくりに励み、個人と会社の夢を未来につなげ、チャレンジ精神を忘れずにこれからもお客様の要望に応える提案ができる企業でありたいという思いを込めた」と述べた。
同社は1993年に創業。医療や理化学関連などの精密プラスチック射出成形用金型を得意とする。近年は微細加工機などを導入し、微細精密加工技術の強化を図っている。
金型新聞 2022年4月10日
関連記事
大型や多数個取りにも対応 プラスチック成形用設備・システムの製造販売を手掛ける松井製作所(大阪市中央区、06・6942・9555)はこのほど、金型温度調節器「MC6シリーズ」を新発売した。同製品は、大型金型や多数個取りの…
ガラス用金型材と超精密加工技術 超硬合金製金型メーカーの冨士ダイス(東京都大田区、03・3759・7181)が、精密工学会主催の「2024年度(第8回)精密工学会ものづくり賞」で最高の「最優秀賞」を受賞した。熱膨張係数の…
車減産の影響も増収増益 フィルタは計画上回る ニチダイの2021年4—12月期連結決算は、売上高が97億4800万円(前年同期比26.1%増)、営業利益が2億8800万円、経常利益が2億9800万円となった。 半導体不足…
「約40年前に動的精度測定器から始まり、プレス機械、プレス品、金型を守る製品を担っており、引き続き、現場へ『安心・安全』を訴求したい」と語るのは取締役営業技術部長の阪森進氏。同社はプレス加工時のカス上がり検出器や材料の送…