プレス金型やウレタン発泡成形金型を手掛ける黒田機型製作所は今年4月、事業再構築補助金を活用し、金属3Dプリンタを導入した。高い冷却効果が求められるバイオ樹脂向けの金型開発に着手する。主力の自動車業界に加え、新たな事業の柱…
「なりたい自分になれるかも」金型メーカーに就職した女性広報
狭山金型製作所 総務部 東香奈恵さん

総務部で営業のサポートや動画によるマニュアル作成などを担当する。そうした「本業」に加え、インスタグラムやフェイスブックなどSNSで狭山金型の日常や取り組みを発信する金型メーカーでは珍しい広報担当者だ。
ものづくりに興味があったわけではない。小学校教諭を目指していたが、「今の知見や経験で教師を選んでいいのか」と悩み、就職先を全面的に見直すことに。結果的に「想像できない未来のほうが面白いかも」と全く畑違いの製造業を選んだ。
入社を決めたのは「大場治社長らと話をしていて、色んな人や子供に影響を与えられる経験ができ、なりたい自分になれるかもしれない」とワクワクを感じたからだ。面接した大場総一郎常務も「互いの教育論や考え方を話しただけで、ものづくりの話を全くしなかった」と苦笑する。
まだ入社2年目を迎えたばかり。しかし、インスタ経由で受注につなげたり、展示会で配るPRのチラシを作成したり、専用サイトを立ち上げたりするなど、工夫して情報を発信している。大場社長は「自発的に仕事をしてくれている」と積極性を評価する。
直近の目標はインスタやSNSでのフォロワー数1万人を達成すること。海外で広く使われているリンクトインも始めており、「もっと自分の言葉と手足を使って、仕事を作っていきたい」。
金型新聞 2022年4月10日
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