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日進工具が展示会
後藤社長に聞く 見どころと狙い
12年ぶりに日進工具が精密微細加工に特化したプライベートショー「NSTOOLプライベートショー2020精密・微細加工技術展」。小径エンドミルはもとより、微細加工機、治具、そして切削加工ユーザーがワークサンプルを披露する。「精密微細のマーケットを作り、拡大していきたい」と話す後藤弘治社長に展示会の狙いや見どころ、精密微細加工の未来などを聞いた。
「つくる」の先をつくる

見どころは。
精密微細の最高峰の技術が集結するのが最大の見どころ。当社の新製品だけでなく、工作機械、周辺機器メーカー、大学が出展する。何より各地の精密微細加工を得意としている加工ユーザーに多くのワークサンプルを展示頂けるのが特長だ。
なぜそこまでこだわる。
精密微細のマーケットを作り、広げていくことが役目だと考えているからだ。今は「どこに相談していいかわからない」というレベルの精密微細加工に挑むユーザーも少なくない。「こんな加工があるのか」とか「こんなレベルの工具があるのか」と知ってもらえれば、新たな加工方法や部品が生まれるかもしれない。ユーザーが伸びればマーケットも拡大する。当社が掲げる『「つくる」の先をつくる』というのはそういうことだ。
単なる製品発表の展示会ではないですね。
切削加工ユーザーとの最新の微細加工技術のマッチングの場といえるかもしれない。もちろん、これから精密分野に参入する方も大歓迎だ。最先端を理解しないと、ベンチマークも取れない。
精密微細の市場をどうみるか。
明確な統計はないし測れない。例えば凄い金型を作り、それによって何千万個の部品市場ができたとする。その市場をどう判断するのか難しい。だが、当社の売上高だけ見ても、約6年で、倍増し100億円を突破した。このことからも拡大しているのは間違いない。
今後も成長するか。
精密な車載部品が増えているし、スマホもカメラの搭載は増加している。5Gでも精密微細化は進むので、成長市場だと思う。ただ、先にも言ったように、その市場を創っていくのが当社の役割だ。15年前に0・01㎜のエンドミルを開発した時に「何に使うのか」という懐疑的な意見が出た。今は0・05㎜の市場ができつつある。0・01㎜があるのなら「この加工ができるのではないか」と感じた顧客が市場を作ってくれたからだ。こうした前例がないものを世に問うことで、市場を広げていきたい。
金型しんぶん 2020年1月10日
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