金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

APRIL

24

新聞購読のお申込み

パンチ工業 中期経営計画を発表 FAの販売拡大目指す

パンチ工業(東京都品川区、03-6893-8007)は、2025年3月期を 最終年度とする3カ年の中期経営計画「バリュークリエーション2024」を発表した。25年3月期に売上高500億円(22年3月期比28.2%増)へと引き上げることを目指す。FA領域での特注品の販売拡大や受注サービスの強化、新工法による金型部品の開発などに取り組む。

25年3月期の数値目標は、売上高500億円、営業利益50億円、当期純利益40億円。3年間の投資総額は50億円で、海外工場投資に30億円を盛り込んだ。国内工場でもグループ会社を含めて生産移管や設備投資を実施する。

金型以外の新たな成長エンジンとしてFA市場を選定した。FA領域の特注品の販売拡大を目指し、22年3月期に26億円だったFA領域の売上高を25年3月期までに50億円まで引き上げる。金型部品の特注品で培った技術力を生かし、需要を取り込む考え。

受注サービスも強化する。ウェブ受注システム「パンチネット」を改良し、ウェブ受注率を現状の37%から48%まで引き上げる計画。また、今年1月から開始した新サービス「3D計測パートナーズ」もさらに展開していく。

地域別では、日本と中国以外への販売網拡大を進める。特に東南アジアや欧米の売上を引き上げる。グローバル調達や、全工場でITツールを活用した自動化・省人化などに取り組み、収益力の向上を図る。

また、R&Dも強化。複数の部品を接合して製造する新工法「P‐Bass」を活用した金型部品の開発に取り組む。同工法を活用することで、3Dプリンタよりも安価に冷却回路を配置した金型部品などが製造できるという。

22年3月期の売上高は12.1%増の393億円、営業利益は88.5%増となり、上場来最高益となった。中国が需要をけん引した他、電子・半導体関連が好調だった。23年3月期の売上高は10.5%増の435億円と予想する。

金型新聞 2022年6月9日

関連記事

ササヤマ 笹山勝社長に聞く コア業務に専念できる環境に【特集 攻める設備投資】

自動車のシートや骨格部品などのプレス金型を手掛けるササヤマは金型の競争力を高めるため、金型づくりのDXとベトナム子会社のデータ製作力の強化に取り組む。デジタル技術で金型づくりを効率化し、ベトナム子会社を同社グループのデー…

日研工作所 大阪本社をエコ工場化

日研工作所(大阪府大東市)は、関西電力(大阪府大阪市)との共同事業として、同社本社工場(敷地面積:55,000㎡)に、太陽光パネル容量1.920MW(メガワット)の大規模な自家消費型太陽光発電設備を導入する。年間自家消費…

ダイジェット工業 スプリングキャンペーン2022

4月28日まで インサート購入で本体サービス ダイジェット工業(大阪市平野区、06-6791-6781)は「スプリングキャンペーン2022」を実施している。対象製品のインサートを規定個数購入したユーザーに適用本体を1台サ…

エフアンドエム 5軸機導入コンサル【特集:金型メーカーのコト売り戦略】

製造業の競争力向上を支援 自動車骨格部品のアルミ押出金型などを手掛けるエフアンドエムが3年前から始めたのが「5軸機導入コンサルティングサービス」だ。長年培った経験やノウハウを生かし、導入を検討する金型や部品メーカーに5軸…

ササヤマ 機械加工棟を稼働し、効率化とDXを推進

自動車部品などのプレス金型を手掛けるササヤマ(鳥取県鳥取市、0858・85・3380)は、本社工場に増築した機械加工棟を稼働した。3次元レーザー加工機など新たに設備を導入したほか古海工場を集約。生産体制を改善し、金型の製…

トピックス

関連サイト