金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

MAY

07

新聞購読のお申込み

三豊機工 分割式ダイスケースで特許取得

長尺に対応+コスト低減

分割式ダイケースのパーツ
組み合わせたダイケース 

冷間圧造工具メーカーの三豊機工(愛知県春日井市、0568-81-4111)は、分割式ダイスケースで特許を取得した。登録日は3月4日で、特許番号は、特許第7034506号。

一昨年9月に実用新案登録をしたネジ連結式の分割ダイスケースと同様に、2つに分割したダイスケースを連結することで、500㎜を超える長尺サイズに容易に対応できる。

今回特許を取得した分割式のダイスケースは、ケース①とケース②の凹凸部分を組み合わせることで連結。その中に分割したダイスを挿入し、ケースに蓋をねじ込むと、ケース①とケース②、ダイスが強固に固定され、一体のダイスが完成する。

同社は、熱処理から加工、測定まで社内で一貫生産しており、確かな加高技術とノウハウにより組合わせ時の外径・内径の段差が無く、一体物と同等の強度を確保。

例えば、全長700㎜であれば、500㎜と200㎜のケースを組み合わせる。800㎜が必要であれば、500㎜のパーツはそのまま流用し、300㎜のケースを組み合わせれば良く、大幅なコストダウンに繋がる。

分割式なので、劣化・損傷した場合も、その部分だけを交換する事ができ、ランニングコストも抑えることができる。

今回の特許の発案者は同社の黒原義信氏と奥山洋嗣氏。舟橋佳孝社長は「お客様の要望に対して、確かな技術力で感動を提供できる提案が重要。今回の分割式ダイスケースも、長尺物の相談を受けて2人の社員の発案に基づき全工程が連携して開発、製作した。このようなお客様への提案が社内の活性化に繋がる。今後もお客様から様々なご相談を頂くことで、一層の技術力向上に繋がることを期待する」としている。

金型新聞 2022年6月9日

関連記事

つながる、運ぶ、測る
広がる金型づくりのスマート化

 新しい技術を活用して製造プロセスを効率化する、金型づくりのスマート化が広まっている。IoT(モノのインターネット)技術で機械の稼働状況を監視・分析したり、様々なサービスを提供したり、無人搬送車(AGV・AIV)でワーク…

オークマ 5面加工門形MC「MCR−S(Super)」でプレス型の生産を革新

レーザで熱処理や肉盛りも オークマは、高速・高精度・高面品位加工を実現する5面加工門形マシニングセンタ 「MCR‐S(Super)」(写真)を開発し注目を集めている。自動車用プレス金型加工において、高い形状精度と加工面品…

倉敷機械 初心者でも簡単に操作可能なCADソフト

初心者でも簡単に操作可能  倉敷機械(新潟県長岡市、0258-35-3040)はこのほど、次世代操作系CADソフトウェア「Predeus(プレデウス)」を発売した。初心者でも簡単に操作できる機能を多数搭載。営業や購買など…

PCL 金型をレーザ洗浄

持ち運びしやすく レーザ機の開発・販売や金型のレーザ肉盛りなどを手掛けるPCL(京都府久御山町、0774-45-2199)は、制御装置や発振器、操作パネルを分離できるレーザクリーナー「CLZ-100」を発売した。 制御装…

面取り工具を発売
三菱日立ツール

高硬度鋼に対応  三菱日立ツール(東京都墨田区、03-6890-5101)はこのほど、高硬度鋼加工に対応した面取り工具「DN2HC‐ATH」を発売した。NCによる自動機械加工を可能にし、手作業時間を低減する。  「ATH…

トピックス

関連サイト