金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

AUGUST

30

新聞購読のお申込み

三豊機工 分割式ダイスケースで特許取得

長尺に対応+コスト低減

分割式ダイケースのパーツ
組み合わせたダイケース 

冷間圧造工具メーカーの三豊機工(愛知県春日井市、0568-81-4111)は、分割式ダイスケースで特許を取得した。登録日は3月4日で、特許番号は、特許第7034506号。

一昨年9月に実用新案登録をしたネジ連結式の分割ダイスケースと同様に、2つに分割したダイスケースを連結することで、500㎜を超える長尺サイズに容易に対応できる。

今回特許を取得した分割式のダイスケースは、ケース①とケース②の凹凸部分を組み合わせることで連結。その中に分割したダイスを挿入し、ケースに蓋をねじ込むと、ケース①とケース②、ダイスが強固に固定され、一体のダイスが完成する。

同社は、熱処理から加工、測定まで社内で一貫生産しており、確かな加高技術とノウハウにより組合わせ時の外径・内径の段差が無く、一体物と同等の強度を確保。

例えば、全長700㎜であれば、500㎜と200㎜のケースを組み合わせる。800㎜が必要であれば、500㎜のパーツはそのまま流用し、300㎜のケースを組み合わせれば良く、大幅なコストダウンに繋がる。

分割式なので、劣化・損傷した場合も、その部分だけを交換する事ができ、ランニングコストも抑えることができる。

今回の特許の発案者は同社の黒原義信氏と奥山洋嗣氏。舟橋佳孝社長は「お客様の要望に対して、確かな技術力で感動を提供できる提案が重要。今回の分割式ダイスケースも、長尺物の相談を受けて2人の社員の発案に基づき全工程が連携して開発、製作した。このようなお客様への提案が社内の活性化に繋がる。今後もお客様から様々なご相談を頂くことで、一層の技術力向上に繋がることを期待する」としている。

金型新聞 2022年6月9日

関連記事

イスカルジャパン °90肩削りフェースミルを販売開始

高効率加工と高い経済性 イスカルジャパン(大阪府豊中市、06-6835-5471)はこのほど、90度肩削りフェースミル「NEODO(ネオドゥー)」の販売を開始した。高い剛性を持ち、高能率加工を可能にする一方、経済性も高め…

微細精密加工に不可欠な切削工具・機器10選【Breakthrough!】

電気自動車やスマートフォンを始めとする電子端末で必要とされる部品は、ますます微細化、精密化が進む。当然、金型分野でもより微細かつ精密な加工ができる工具、機器のニーズが増してきており、メーカー各社も新たな製品の開発に取り組…

【特集】型材・部品

日本の金型は超大型、超精密、超微細、超短納期といった言葉が当たり前の時代になり、よりハイエンドな金型が求められている。例えば、自動車のホットスタンプや半導体関連など超精密、複雑形状な金型で、長寿命化やメンテナンス性の良さ…

アイダエンジニアリング 金型寿命予測などプレス加工業のDX支援【金型テクノラボ】

人工知能(AI)を活用した技術が製造業でも実装され始めている。当社では、プレス機から得たさまざまなデータをAIで分析し、金型の寿命予測や加工相談などプレス加工業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するアプリケ…

類似のCADを検索<br>NTTデータエンジニアリングシステムズ

類似のCADを検索
NTTデータエンジニアリングシステムズ

金型向けクラウド新版  NTTデータエンジニアリングシステムズ(東京都大田区、03-5711-5331)はこのほど、金型向けのクラウドサービス「Manufacturing—Space(MS)」の最新版のサービスを開始した…

トピックス

関連サイト