プレス型は19.5%増、プラ型は7.7%減 2022年2月の金型生産は、前年同月比4.8%増の268億2,000万円となった。前月比では0.4%の微減。数量は前年同月比1.9%減だが、前月比では15.3%増と大きく増え4…
金型5月生産実績 前年同月比16.7%増の264億1900万円
プレス用金型は44.2%増、プラ用金型は3.6%増
2022年5月の金型生産は、前年同月比16.7%増の264億1,900万円と大幅に増加した。前月比では6.9%減となった。数量は前年同月比2.2%減、、前月比では4.9%増の4万2,641組、重量は前年同月比20.5%増と大幅に増えたが前月比では18.6%減の9,526トンとなった。
プレス用金型の金額は111億1,100万円で前年同月比44.2%増と大きく伸長したが、前月比では3.6%の微減となった。数量は前年同月比で16.2%の大幅増だが、前月比では横ばい。重量ベースでも同様に前年同月比34.8%増と大きく昨年を上回ったが、前月比では21.0%の減少となった。
プラスチック用金型は、金額が93億6,100万円で前年同月比3.6%増、前月比では11.3%減と100億円を割り込んだ。数量は前年同月比4.4%減(前月比では14.8%の減少)、重量は同8.2%増(前月比では24.8%の減少)と前年同月より増加したものの、前月比では大きく減少した。
ダイカスト用金型は前年同月比11.0%増の27億6,200万円、粉末冶金用金型も同21.2%増の6億円と前年を上回った。一方、鍛造用金型は同9.6%減の14億3,700万円、鋳造用金型も同28.1%減の3億9,200万円、ガラス用金型も6.9%減の1億8,800万円、ゴム用金型も同4.1%減の5億6,700万円と前年を下回った。合計では増加傾向にあるものの、型種別には月ごとにまだら模様が続いている。
金型新聞 2022年8月10日
関連記事
前年同月比 4.7%減の295億1,100万円 ゴム型は27.5%増、プレス型は20.4%減 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員30人以上)による2017年4月の金型生産実績をまとめた。そ…
車の復調、国内回帰が背景 増えた需要、勝ち抜いた金型メーカーに 金型業界にも明るさが戻ってきた。経済産業省の統計によると2014年1―9月の生産実績は2622億円と7・6%増加した。自動車業界がけん引役となったほか、円…
広がる設備強化 国内17%増、海外23%増 国内外の金型メーカーは昨2013年、日本製工作機械を約510億円設備投資した。1台当りの工作機械を仮に2000万円とすると、2550台の投資をしたことになる。目的は、金型生産…
前年同月比3.1%増の321億6,900万円 プレス型は10・0%増、プラ型は4・5%減 日本金型工業会(会長牧野俊清氏)は、経済産業省機械統計(従業員20人以上)による平成26年9月の金型生産実績をまとめた。それによる…